※10月13日配信メルマガのアーカイブです。
目次
ブーツのホコリ・カビの対処方法とは?
おはようございます!
スタッフのクマです。
そろそろブーツを靴箱から取り出そうかな…
という方も、多いのではないでしょうか。
久しぶりにブーツを見てびっくり!
ホコリ・カビがすごいことに!!
…なんてことも。
1年ぶりに取り出すわけですから、そうなっていても仕方ありません。
今回のメルマガでは、ブーツのホコリ・カビの除去方法をご紹介したいと思います!
ホコリの除去方法
なが~く保管していると、嫌でもついてくるのがホコリです。
特にブーツはパンプスのように構造がシンプルではなく、複雑な装飾デザインのものは特にホコリが溜まりやすいですよね;
そんな時はどう対処すればいいのでしょうか?
合成皮革の場合
まずは靴用のブラシで溜まった砂やホコリを落としましょう。
靴紐を通す穴や縫い目、装飾周りなどの細かいところもしっかりとブラッシングします。
次に、水で濡らして固く絞った布で表面の汚れを拭き取ります。
一通り拭き取ったあと、乾いた布で乾拭きします。
本革の場合
本革も合成皮革と同じく、まずはしっかりとブラッシングをします。
取り終わったら、本革用のオイル・またはワックスを乾いた布に適量とって、全体にまんべんなく薄く伸ばすように塗っていきます。
ただし!革の種類によってオイル・ワックスの種類が変わってきますので、事前によく調べてから塗るようにしましょう。
最後に新しい乾いた布で余ったオイル・ワックスを拭き取って、必要ならば磨きます。
その後に本革用防水スプレーを使うとより良いですよ!
カビの除去方法
本革は動物の革でできているので、カビが繁殖しやすい素材です。
合成皮革はビニールまたはプラスチック製が多いですが、油断してはいけません。
付着した汚れからカビが繁殖することがあります。
合成皮革の場合
合成皮革は水に濡れても大丈夫!
…と思っても、水で洗い流すのはおすすめできません。
余計にカビを繁殖させてしまう可能性があります。
ここで活躍するのが「重曹」です!
まずはブラッシングで表面の汚れを落とし、軽く濡らした布に重曹を付けてこすります。
重曹はアルカリ性なので、お掃除の定番アイテムですがカビ取りにも役に立つのです。
次に、靴専用の除菌用スプレーを塗布します。
素材によってはアルコールにふれると変色するものもありますので、必ず目立たない箇所で試してから吹きかけましょう。
もちろん、表面だけでなく内側もお忘れなく!
本革の場合
まずは乾いた布で表面についたカビを拭き取ります。
この時、少し強めに力を入れて取るようにしましょう。
一通り終わったら、別の布に取り替えて本革用除菌スプレーを塗布し、その布で丁寧に表面を拭いていきます。
本革も場合によっては色落ちする可能性があるので、目立たない箇所で試しましょう。
除菌が完了したら、風通しのいい場所で陰干しをします。
乾燥後、本革用のクリームを布に適量つけて全体的に塗布していきます。
最後に防水スプレーを吹きかけると汚れやカビを予防できますよ!
以上がホコリ・カビの対処方法でした!
ただし、表面に付着したカビは取れやすいですが、生地の内側までに侵食したカビは上記の方法では完全に取り除くことはできません。
どうしてもカビが取れない場合は専門のクリーニングにオーダーしてみましょう!
ホコリ・カビの対処だけでなく、普段の保管方法を見直すことも大切です。
- 空気が淀まないようにする
- 適度に乾燥した環境を作る
- 履いたあとはメンテナンスをする
などなど…
少し煩わしく感じるかもしれませんが、ホコリ・カビをある程度予防できますし、手をかけることでより一層 靴に愛着がわきますよ♪
おまけのあとがき
改めまして、スタッフのクマです。
本日は3連休ど真ん中!!
…ということで、明日は「体育の日」デス。
体育の日は、1964年の東京オリンピック開会式が行われた10月10日を祝日としたのが始まりです。
2000年からは「ハッピーマンデー制度」の適用で10月の第2月曜が体育の日になりました。
「スポーツに親しみ健康な心身を培う」
ことを趣旨としていて、出雲駅伝の開幕はもちろんのこと、様々なところでキャンペーンやイベントが開催されます。
ところで…
東京オリンピックが始まりの体育の日ですが、来年からまた日付が変わるのはご存知ですか?
来年…2020年といえば、東京オリンピックですよね!
つまり、来年から体育の日は新・東京オリンピックの開幕予定日である7月24日に移行します。
ちなみに、「体育の日」という名前も「スポーツの日」に変更となるそうですヨ!
せっかくの体育の日…
この日を「だけ」運動するのではなく、この日を「きっかけ」に継続的な運動をしなければなと思うクマでした。