せっかく気に入って購入したパンプスなのに、いざ履いてみると窮屈に感じる…なんてことはありませんか?
大きめのパンプスは、インソールやパッドを入れるだけで解決できますが、小さめのパンプスの場合はどうすればいいのでしょうか。
今回は窮屈で履きづらいパンプスをお持ちの方へ、パンプスを足のサイズに合わせる方法をご紹介します♪
大前提としてこれらの方法は応急処置なので一番良いのは自分に合った靴にすることです。
少し直したとしても根本の部分は変わっていませんので靴自体を替えることをお勧めします。
「シューストレッチャー」でパンプスを伸ばそう!
「シューストレッチャー」は、靴売り場やホームセンターなどで購入できる定番のケアアイテムです。
木やプラスチック製の足の模型を靴の中に入れ、ハンドルを回して模型を広げます。
甲周りとつま先部分を広げたい場合は、シューストレッチャーのつま先部分を横に広げて固定することで、パンプスの横幅を広げることができます。
また、縦に伸ばしたい場合は、ストレッチャーのかかと部分を後ろにずらし、固定することで、縦に伸ばすことが可能です。
シューストレッチャーがあれば、自宅でも簡単に窮屈なパンプスを伸ばすことができます♪
※商品によって使い方が違いますので、必ず説明書をよく読んで使いましょう!
本革パンプスの場合は、革が張るところで止める必要があります。
無理にパンプスを伸ばそうとすると、革が裂けたり、靴の形そのものが崩れてしまいますので、パンプスを傷めてしまわないように気を付けましょう。
また、伸ばすには最低でも24時間以上はかかりますので、焦らずにゆっくりと時間をかけて伸ばすことが大切です。
目安としては大体1~2日程度で伸ばすことができます。
「柔軟剤スプレー」を使ってパンプスを伸ばそう!
靴売り場などで市販されている、靴用の「柔軟剤スプレー」を使用し、窮屈なパンプスを伸ばす方法があります。
柔軟剤スプレーとは、革をやわらかくして伸ばしやすくするスプレーのことです。
使用方法については、まずパンプスの内側全体やポイントで伸ばしたい部分にスプレーして、布や新聞紙を丸めてパンプスに詰め込みます。
しばらく放置したあと、2・3度スプレーを繰り返しながら、少しずつ詰物を増やしたり減らしたり調整します。
足のサイズぴったりになるよう行いましょう。
こちらも、無理に伸ばそうとすると型崩れが起きるので、注意してください。
ドライヤーを使って、パンプスを伸ばす!?
家にあるドライヤーを使って、窮屈なパンプスを伸ばす方法があります。
- 厚めの靴下を何枚か重ね履きをします
- そのまま窮屈なパンプスを履きます
- パンプスの全体に、まんべんなくドライヤーの温風を当てます
- 自然にパンプスの熱が冷めるまで、そのままパンプスを履き続けます
- ③・④を、パンプスが自分サイズに合うまで行います
- 実際に履いてみて、履き心地をチェックします
- まだキツいようであれば、さらに靴下の枚数を増やして②~⑤を繰り返します
ただ、この方法は非常にお手軽にできますが、危険も伴ってきます。
まず、ただでさえ窮屈なパンプスに靴下を重ね履きして履くので、足への負担が大きいです。
何らかのトラブルを抱えている場合は、それが悪化してしまったり、新しくトラブルが起きる可能性もあります。
また、ドライヤーの温風を当てすぎてしまうと、パンプスの素材を痛めてしまったり変色する恐れがあります。
あまりオススメはできませんが、やむを得ずこの方法しかない場合は自己責任で実践してみてください…!
さいごに
今回は、自宅で簡単にできる窮屈なパンプスの伸ばし方をご紹介しました!
パンプスが少し窮屈だから履かない!というのはもったいないですよね。
ぜひ、この記事を参考にして、窮屈なパンプスを自分のぴったりサイズに伸ばしてみてください♪
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