靴選びではフィッティングが大切ですが、実際に足囲や足長を計測し、自分のサイズを確認することが重要です。靴選びで失敗しないために、足のサイズと足囲を把握しましょう。サイズや足囲があってないと靴擦れの原因になりますし、疲労や怪我にも繋がってきます。シューフィッターに測ってもらうのが一番正確で手っ取り早いのですが、一人でも計測可能です。知っているようで知らない、自分の足の正確なサイズをきちんと押さえて、ショッピングを楽しみましょう。
ワイズは知っているけど・・・ワイズが合っていないと、足が靴の中で前滑りし、歩行時の衝撃で靴の中で足が前後左右に動いてしまいます。そのため足指や足の側面が靴の内側と当たってしまい、靴擦れや痛みが起こってしまいます。既成の靴ではワイズが選べないため、靴擦れしてしまうケースが多発してしまうのですが、いくつか判別できるポイントがあります。パンプスを試着して、できるだけ前のほうに足入れします。その際踵に隙間が出来たら、ワイズがあっていないかも知れません。逆にワイズが合っていれば、前滑りしないのです。足のサイズが合わないとトラブルの元にワイズは足にぴったりなものを選択しますが、一方足のサイズは足指の前に「捨て寸」と呼ばれる1~1.5cmの空間があるものが良質の靴です。仮に歩行時の衝撃で足が前滑りした際に、指先が靴に当たらないためや歩き出すときに足指が地面を蹴ることができるように、また足指を動かせるようになどの理由で「捨て寸」が必要なのです。足のサイズがあっていると、痛いタコや魚の目とさよならできます。
靴の中の足の環境を今一度整えてみましょう。実際に足のサイズを計測してみましょう最初に足のサイズを測ります。足のサイズもワイズと同じくらい重要です。。両足に均等に体重を乗せ立ちます。足の前後に本や箱を置き、足を圧迫感なく挟み置きします。その間の長さを測ります。ほとんどの人は左右大きさが違うので、両足とも計測しましょう。ワイズを測りましょう足に問題がない場合は、両足に均等に体重を乗せ立ちます。親指の付け根と小指の付け根をぐるっと一周してメジャーで測ります。足の形は変化しますので、新しい靴を新調する場合は測り直した方が良さそうです。
また土踏まずのアーチが崩れ、中足骨が広がっている場合は、測り方に工夫が必要です。上記の方法のほかに、座って測る、ラップを巻いて立って測る、ラップを巻いて座った状態で足指を浮かせて測ることが出来ればより正確なサイズが分かります。4つの数字を足して、平均値を出します。こちらも両足計測してみましょう。ちょっと手間がかかりますが、足を痛めない快適な靴をゲットできるための方法です。お時間のある時にトライしてみてください。ワイズの重要性についてパンプスのワイズは実は限られていて、Eや2Eがほとんどを占めています。ワイズの表示がないメーカーがあるのは、種類が少ないので省略している場合があります。靴を選ぶ際の大切なポイントである、ワイズの重要性を十分に認識していない方がほとんどで、サイズの合わない靴を履いているからトラブルが尽きないのでしょう。足のフィット感は自分自身が一番よく分かっているので、しっかり靴合わせをしてくださいね。さいごに足に合った靴を履いていると、足のむくみや痛み不調が改善されますし、快適な歩行が楽しめます。
本当に合った靴を履いていると、本来の足囲に自然と戻り、ワイズが細くなるケースもあるそうです。サイズを計測すると、意外とワイズがあっていないことに気付くことも多いそうです。お気に入りの靴と出会うためにも、靴選びの基準を理解し、足のサイズを計測してからという基本姿勢を忘れないようにしましょう。