外反母趾だと、パンプスを履いた時にどうしても痛みを感じてしまいますよね。それに自分にあったパンプスを選ばないと外反母趾がさらに進んでしまう可能性もあります。パンプスのデザインだけではなく、自分の足にやさしいかどうかもよく見極めて選ぶようにしたいですね。そこでこの記事では足に優しいパンプスの選び方をご紹介します。
外反母趾に今現在悩まされているという方も、これから外反母趾に悩まされたくないという方もこの記事を見てパンプスを選ぶ時の参考にしてみてください。
・そもそも外反母趾とはなに?
足に優しいパンプスの選び方について紹介する前に、そもそも外反母趾とはどのようなものなのか知っておく必要があるでしょう。外反母趾は足の親指が小指の側に必要以上に曲がって傾いてしまっている状態のことをいいます。一般的には親指の角度が15度以上傾いている場合には外反母趾と言われるようです。30度以上傾いている場合にはかなり重度の外反母趾なので要注意です。外反母趾は靴のサイズがあっていないものを履き続けたりすること等が原因でおこります。重度の外反母趾になってくるとかなりの痛みも伴いますし、手術が必要になってくることもあります。しかも手術してもうまく治らないという場合もあります。ですから、軽く考えないで足に優しい靴選びをすることを心がけましょう。
・ハイヒールのパンプスは避ける
足にやさしいパンプスの選び方でまず大事なポイントはあまりハイヒールなものを避けるということです。ハイヒールだとなかなか安定して歩きにくいですし、どうしても足に大きな負担がかかります。ですからできるだけヒールが低く、太くて安定しているものを選びましょう。そうはいってもハイヒールのほうが足が美しく見えるのでハイヒールを履きたいという方もたくさんいらっしゃると思いますので、そのような場合には、ハイヒールを履くときを限定するといいでしょう。レストランに行くときや、普段よりちょっとおしゃれなかっこでおしゃれな場所に行く時だけ特別にハイヒールの靴をはくという風に履く時間のほうをくふうしてみるといいでしょう。おしゃれなパンプスを履きたい気持ちはわかりますが、無理して履き続けても痛いだけですので、ある程度の妥協は必要でしょう。選ぶときにできるだけ長く履き続けられるパンプスを選びましょう。
・運動靴のメーカーが出しているパンプスがおすすめ
外反母趾の方でも痛くないパンプスの選び方として、運動靴を出しているメーカーが出しているパンプスを選ぶのがおすすめです。運動靴のメーカーが出しているパンプスだと、お値段が張るものもありますが、外反母趾の方でも痛くない、履きやすいパンプスが販売されています。また、外反母趾でも痛くないということを売り文句にして販売されているパンプスもありますから、それらのなかから選んでみてもいいかもしれません。アラヴォンや、フィットフィットが痛くないパンプスとして人気のようです。アラヴォンはしっかりとクッションが入っていて、土踏まずをしっかり支えてくれますし、いくら歩いても疲れないとの評判です。フィットフィットはその名のとおり、足にフィットするパンプスで、人間工学に基づいていたくない形状を研究して作られているそうです。
外反母趾でも痛くない足にやさしいパンプスの選び方についてここまでご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。デザインだけでなく、足にやさしいかどうかにも気を付けてパンプスを選ぶことで、外反母趾を予防することができますし、いま外反母趾という方でもひどくなるのを防げます。せっかくパンプスを選ぶんだったら長時間履いているのが大変なものではなくていくら履いても痛くない足にやさしいものを選んだほうが、長く使い続けられますから一石二鳥ですよね。