毎年サンダルの季節になると、足のトラブルが起こると嘆いている女性、多いですよね。
かといって、甲をすっぽり覆うシューズを履くのも暑苦しいもの。
開放感のあるサンダルを思いっきり楽しむためには、サンダルならではの欠点をカバーしてあげればいいのです。
サンダルを履くときの足の痛みがなくなれば、行動範囲も広がって、サンダルの季節の充実度もアップするはず!
痛みは、痛くなってから対処するよりも予防が肝心。サンダルの季節に取り入れたい、足のトラブル防止のコツを伝授いたします。
靴擦れは足の形によりけり
サンダルで起こる足のトラブルNO.1といえば、靴擦れ。パンプスなどとは違い、かかと部分ではなくて足の前部分に置きやすいのが特徴です。
靴擦れがどこに起こるのか、またどのような痛みが起こるのかというのは、足の形によります。
足にやさしいと言われているサンダル=すべての人にやさしいというわけではないことを理解しておきましょう。
自分の形に合うサンダルことが、足にやさしいサンダルなのです。
1.甲が高い人
甲の部分が高い人は、かかとがオープンになったミュールサンダルは、甲や指が圧迫されて靴擦れになりやすいです。
かかとがホールドされていないということは、前部分しか足を支える部分がありません。
一般的なサンダルに対して、甲が高めの場合には、前部分のサポートが強すぎてしまう可能性があります。
甲が高い人の場合は、ミュールタイプではなく、ベルトが調整できるグラディエーターサンダルがオススメ。
どうしてもミュールが履きたいという場合には、ちょっぴり大きめのサイズを購入して、滑り止めの中敷きで調整する方法をとるといいでしょう。
グラディエーターサンダル
2.足幅がスリムな人
最近の日本の若い女性に多いのが、足幅がほっそりスリムなタイプ。
市販のサンダルでは足幅がスリムな分、サンダルの中で足が踊ってしまいます。
つまり、安定しないので、ひもと足の指が頻繁にこすれて靴擦れが起きやすくなります。
圧迫感はあまりないかもしれませんが、サイズにゆとりがある分フィット感に欠けるのが靴擦れの原因です。
パンプス違って中敷きを入れて調整というわけにはいきませんから、普段のサイズよりも小さ目のものをセレクトするか、滑り止めのインソールを使用するといいでしょう。
足をサンダルの中で踊らせないための工夫が必要になります。
3.足幅がワイドな人
スリムな足幅とは反対に、足幅がワイドな場合には、履けるサンダルが限られてしまうことが多いもの。
履けたとしても、幅が広いゆえに、指のサイド部分に靴擦れが起きやすいというのが難点です。
サイズそのものを調整しようと思うと、縦の長さだけがかなり大きくなって不恰好になってしまうので、要注意。選ぶべきは、つま先の指部分を覆わないタイプのトングサンダルです。
トングサンダルであれば指のサイドを圧迫しないので、足幅に関係なく安定して履きやすくなります。
または、甲が高い人にもオススメなグラディエーターサンダルを選びましょう。
グラディエーターサンダルならある程度の調整が効きますから、甲が広いタイプの人でも安心です。
ベルトが細いと指や甲に食い込んで見た目が悪いうえに痛くなりがちなので、できればベルトは太目のものを選ぶといいでしょう。
実際に手に取ってみて、伸縮性があるかも確認してくださいね。ためし履きの時点で痛いと思うものは避けます。
ジャストサイズかな、暗いものを選んでおけば、夕方足がむくんじゃったという時でも靴擦れせずに履くことが出来ますよ。
一番靴擦れができやすい脚の形なので、サンダル選びは慎重に。足に負担をかけにくいサンダルで思いっきり太陽の下ではじけちゃいましょう!