突然のお呼ばれやパーティーに出席することになって、
何を着て行こうか、どの靴を合わせたらいいだろうかと迷った経験はありませんか?
靴は服全体の印象に影響します。カジュアルすぎてもいけないし、地味すぎても何だか気持ちが盛り上がりません。
お洋服が決まったら、それに合った靴も選びたいですね。
もちろんお気に入りの靴を見つけてからお洋服を合わせるのだってOKですよ。
お呼ばれやパーティーなどセミフォーマルなシーンに合った靴はどういう靴が向いているのか考えてみましょう。
パール感のある素材で作られた靴は、女性らしい優しく明るい雰囲気が出て好印象です。
シャーベットカラーやペールトーンはその印象を一層広げてくれます。
同系色のワンピースなどと合わせるのも良いですが、ダークトーンのコーディネートに合わせて足元に抜け感や明るさを加えても爽やかでいいですよ。
ダークな色合いのパンプスを選ぶなら、ぜひカッティングにこだわった靴を選んでください。
リボンを思わせるカッティングやレース状のパンチングは落ち着いた華やかさがあって、どんな服装、年代の方でも受け入れやすいデザインです。
ストッキングと合わせたときに肌色と対照的になって、予想以上に足元に華を添え、エレガントに見せてくれます。
またデザインという意味ではプレーンなパンプスも良いですが、バックストラップやオープントゥなども肌の露出が適度にあってセミフォーマル向けです。
バックストラップはかかとがストラップ状で引っ掛けるように履く靴です。
かかとが靴擦れしやすい方、かかとが扁平で脱げやすいのがお悩みの方にお勧めしたいデザインでもあります。
靴によるストレスやトラブルが無い方がパーティーも楽しめますものね。
オープントゥはつま先がカットされ、少し開いているデザインの靴です。
サンダルほどカジュアルにならずにオールシーズン使用でき、夏などには爽やかさも演出することができるのでお勧めです。
先端のカッティングはあまり深くなく、爪の先端が少し見える程度の事がほとんどです。
セミフォーマルのシーンではストッキングがマストアイテムですが、注意しなければいけないのはストッキングとの相性です。
先端が加工されていない作りのストッキングを履いて、野暮ったくならないようにしましょう。
またネイルが目立ってくるので、できれば靴や服に合わせてお手入れしておきたいですね。
逆に控えておきたい素材やデザインを考えてみましょう。
まず素材ですが、ラメやスパンコールなどが過度にあしらってある靴はセミフォーマルには向きません。
程度にもよるので一概には言えませんが、結婚式や夜のパーティーなどの宴席向きと言えるでしょう。
また、カジュアルな印象を与えるコルクやジュート、コットンなどの素材も避けた方がいいですね。これらは服とのバランスを見ると自然と選ばれないと思います。
次にデザインですが、カジュアル感が強いサンダルやミュールは浮いてしまう恐れがあります。
特にミュールは難しく、ディテールが凝っていて服との相性も良くても、人によっては普段着の印象を持たれてしまうアイテムです。
歩くときや階段を降りるときの足音が気になるという声もありますし、セミフォーマルな場面では控えるのが無難かもしれません。
サンダルも同様にカジュアル、あるいはアウトドアの印象が強いアイテムです。
エレガントにデザインされているのもの有りますが、お呼ばれやパーティーと言った場面ではしっかりとした、かかととつま先が隠れている靴に準じるデザインが好印象です。
セミフォーマルに合わせる靴と言っても、普段の生活で履けないような靴ではありません。
色味やデザインに気を遣えば十分に両立できます。逆に普段着でも合わせられる程度の華やかさが丁度いいと言ってもいいかもしれません。