パンプス選びで特に注意したいのが、数字ではなく「S・M・L」といった表記でのサイズ選び。
数字で表されているパンプスは0.5cm刻みなのに、S・M・Lはサイズ違いで最大1.0cmも変わります。
(お店やメーカーによって変わります)
自分に合ったパンプスを見つけるためにも、各サイズが何cmくらいの足を想定して作られているのかということを知っておきましょう!
ポインテッドトゥパンプス
■パンプスのMサイズはメーカーによって様々
足が小さいからとSサイズを選んでいる人が多いかもしれませんが、パンプスの種類によってはブカブカだったり、反対に足が入りきらないなんてことありませんか?
「Sサイズのはずなのにどうして?」と思われるかもしれませんが、Sサイズで対応している足のサイズは意外と幅広いのです。
一般的には、Sサイズが22.5~23.0cm、Mサイズが23.0~23.5cm、Lサイズが23.5~24.0cmだといわれています。
各サイズ、縦の寸法だけでも0.5cmの差があることになります。
パンプスで0.5cmの差って、結構大きいですよね。
数ミリ違うだけでフィット感は違いますし、そのために中敷きを入れて調整することだってあるのですから。
また、注意したいのが「ワイズ」と呼ばれる横幅の寸法。
横幅に関しては、メーカーによりけりという部分が大きいです。
メーカーによって幅広タイプのものと、やや狭めのものとで特徴が異なります。
何をコンセプトに作っているかということにもよりますが、使用している素材によってもまた変わります。
伸縮性のある素材なのか、まったく伸びない素材なのかによっても履き心地が変わるからです。
普段22.5cmを履いているのであれば、サイズ表記的にはSサイズで間違いないでしょう。
ただし、Sサイズであっても0.5cmのサイズ誤差があるということを認識しておく必要があります。
また、メーカーによって横幅が違うことから、自分の足に合うメーカーというのもおのずと決まってきます。
縦の寸法がピッタリでも、横の寸法が合わなければ履けない・履けても脱げるというトラブルの元ですのでご注意ください。
■22.5~23.0cmを履いている場合のサイズ選び
22.5~23.0cmならSサイズを選べばいいのですが、23.0~23.5cmが多いという場合は、Sサイズのパンプスだと足が窮屈に感じることがあるかもしれません。
ポインテッドトゥなどつま先がシャープなデザインのもので、かつ横幅が細めのパンプスならMサイズがピッタリということもあり得ます。
23.0~23.5cmの場合はSサイズにこだわりすぎず、Mサイズにも足を入れてみましょう。
いろいろな靴・サイズを履いてみることで、それぞれの傾向を掴むことができますよ。
ただ、多少大きめに感じてもある程度は中敷きで調整することができますので、ぜひお試しを。
Sサイズの窮屈なパンプスに足をおしこめてしまうより、中敷きで調整する方が足に負担がかからないケースも多いです。
■おわりに
パンプスのサイズを知るためには、実際に履いてみることが重要です。
通販で買う場合でも、実際にフィッティング可能なお店でいろいろ試してみて、自分の足の形や自分に合うメーカーの目星をつけておくことをお勧めします。
女装用にあちこち捜すがなかなか良いサイズが解らない 3Sは何センチに対応出来るのか? それ(3S)を1度購入したが僅かに前か後ろに隙間が出来てしまう