お気に入りのパンプスは登場回数も多いですが、登場回数が多ければ多いほど壊れてしまうリスクは付き物。
でも、壊れるのが嫌だからと言って履かないまま靴箱にしまったままなんてもったいない!
今回は、自宅で出来る簡単なパンプスの修理方法をご紹介します。お気に入りのパンプス、たっぷり履いて自分で手軽に修理しちゃいましょう!
■修理したい場所No.1!靴底部分
お気に入りのパンプスで街を歩いていたら、ヒールがカツンカツンと鋭利な音を立てだしたなんて経験をした女性は多いはず。
その原因は、ヒールの底部分のすり減り。ヒール本他院部分が露出しないように、購入時にはゴム素材などで底が覆われていたはずなのですが、
履いているうちに地面とすれてどんどん擦り減ってしまうのが原因です。歩き癖によっては、1か月やそこらでカナリすり減ってしまうという人も多いかもしれませんね。
お店に出すと意外と高いヒール部分の修理。実は100円均一の材料でも簡単にできちゃいます。
<材料>
ペンチ
ヤスリ
交換用のヒール(ゴム素材など。100円均一にいろいろ揃っています)
木工用ボンド
<修理方法>
①ペンチを使って、すり減って不要になった底の部分を取り外します。この作業、かなり力のいる作業なので頑張ってください。
②ゴム部分が外れると、中にはいっている芯のようなものが出てきます。カツンカツン音の原因はこの芯なのですが、この芯も引っ張って抜きましょう。
③パンプスのヒールを見てみると、芯が入っていた部分に穴が開いて、古いゴムが取れているはず。この部分に、新しいヒールの芯を入れます。
④ハンマーなどでしっかりと新しいヒールを打ち込みましょう。打ち込んだら、隙間に木工用ボンドを付けます。
⑤木工用ボンドが完全に乾いたら、はみ出たゴム部分をカットして、ヤスリ等で綺麗に仕上げます。
■革パンプスが剥げてしまった時の修理方法
革パンプスって、履きやすくていいのですが、素材の性質上とってもデリケート。
特に、つま先部分はぶつかったりすることも多いので、剥げやすいですよね。つま先が剥げたままのパンプスはなんだかみっともないですし、清潔感にかけた印象に。
皮ゆえに、お店に出して修理してもらうとなるとプチプラの靴が1足変えちゃうんじゃないかという値段になることも・・・。
とはいっても、つま先がちょっと剥げたぐらいでお気に入りのパンプスを手放すのは勿体ないという人は、自宅で簡単に修理してしまいましょう!
<材料>
靴用のクリーム ※靴とできる限り近い色のものを
紙やすり
布
<修理方法>
①靴用のクリームは、パンプスの色身に近い色合いがない場合には、色を混ぜてなるべく近い色に仕上げましょう。色が全然違うと、かえって補修した部分が目立ってしまい不自然です。
黒色や濃い茶色の場合には大丈夫なのですが、薄いキャメルなどは難しいことも多いので注意してください。
②パンプスの汚れを落としておきます。剥げてしまった部分がかなり深い場合には、事前に紙やすりなどで剥げてしまった部分の凹凸を平らにしておきましょう。
③布に①のクリームを少量取って、剥げてしまった部分に薄く塗りこみます。クルクル円を描くようになじませるようなイメージで行いましょう。10分ほど放置して、クリームが乾くのを待ちます。
④様子を見て、まだ色が薄いようであれば、先ほどのクリームを再度重ね塗りします。この作業は、剥げた部分と周囲のバランスが取れるまで繰り返します。1回でいい場合もありますし、複数回行わなければいけない場合もあります。
⑤しっかり乾燥させた後に、柔らかい布で磨きあげたら完成。
■おわりに
お気に入りのパンプス、修理代がもったいないからと言って壊れたまま履いたりするのはもってのほか。自宅で簡単にできる修理補法、ぜひお試しください。