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サイズの合わないパンプスを履いていませんか?パンプスでできる水ぶくれについて

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自分の足に合わないパンプスを履くと水ぶくれができてしまうことがあります。
水ぶくれは触るのも痛いですし、いつ破れるかひやひやしてしまうものです。
治るまでできるだけ外出したくなくなってしまいます。

水ぶくれのできる課程

水ぶくれの原因は靴擦れです。
実はこの靴擦れというのは足を攻撃しているようなものなのです。

まず靴擦れがある足の一部分で発生します。
するとその部分には刺激が与えられるようになります。

足の皮膚は硬いので表面に傷がつく事はありません。
その代わりに、皮膚の内側が損傷していく事になります。

そうして皮膚の内側が損傷すると、それを直そうとして体がリンパ液を分泌します。
このリンパ液と言うのは、通常ケガをした場合に染み出すあの透明な液のことです。
リンパ液が染み出し続けることで水ぶくれとなるのです。

水ぶくれは破っちゃだめです

水ぶくれを破ったほうが良いか悪いか、というのは意見の分かれるところです。
ですが、基本的に破らないほうが治りが早いと言われています。

水ぶくれの正体であるリンパ液というのは体の中から出た成分です。
異物ではありません。
そのため、放置していればやがて吸収されるでしょう。

例えば病院で注射を受けるときに、皮膚がプクーッと膨れるタイプのものをされたことは無いでしょうか。
あれは注射器内の成分が皮膚下で一時的に滞留した事によります。
やがて体に吸収されてその膨らんだ部分は収まります。
この注射と同じように、リンパ液の吸収を待つのが最も良い対処法です。

水ぶくれを熱した針などで潰すのはお奨めしません。
まず皮膚をズタズタにしてしまいます。
さらに、今まで硬い皮膚に守られていた皮膚下の組織を外気に曝す事になってしまいます。
特に足は細菌の繁殖も激しい場所なので、いつ炎症が起きてもおかしくありません。
やはり水ぶくれは自然に治るのを待ちましょう。

それでも破れる水ぶくれ

自然に治るのを待とう、と言ってもそれを許さないのが社会です。
水ぶくれなので休みます、と上司に言ったならコラッと怒られてしまうかもしれません。
破れた水ぶくれのひりひりとした痛みに耐えながら仕事をする人も多いものです。

休めない事情があるときは靴擦れ用の絆創膏を使いましょう。
そうなんです、靴擦れ用の絆創膏と言うものが存在するのです。

厚手の絆創膏なので、貼り付ける際には靴のサイズに注意が必要です。
ですがこれ一つで水ぶくれの痛みから解放されるかもしれません。
仕事などで毎日パンプスを履く場合にはこうしたグッズを使ってみると良いでしょう。
足の痛みは仕事の能率にも関わってくるので対策は重要です。

そもそも水ぶくれを作らないためには

水ぶくれの原因はある一箇所に刺激が与え続けられること、です。
刺激が一点に集中する靴というのは、何を隠そう足に靴が合っていないのです。
逆に言えば、靴がフィットしている限り水ぶくれは起きません。

パンプスはヒールがある分、靴擦れを起こしやすい靴と言うことができます。
もしつま先に水ぶくれができやすいのであれば、ヒールの低いパンプスを履くようにしましょう。

また、靴下を履くのも良い対策です。
水ぶくれは皮膚と靴との摩擦によって起こるものなので、間に靴下があるだけでも効果があります。
パンプスに靴下というと違和感があるかもしれませんが、近頃はおしゃれなものとして取り上げられることもあります。
流行に乗った振りををして水ぶくれ対策をするのも良い方法です。

履き心地を優先して手に入れよう

自分に合わないパンプスを履き続けることは水ぶくれを作る原因になってしまいます。
その水ぶくれのせいで生活が暗いものになってしまっては履く意味もありません。
水ぶくれに悩んでいるのであれば、デザインよりも自分にフィットしたパンプスを選ぶようにしましょう。

いまいちデザインが納得できなくても、これ以上無いほど自分の足にフィットするパンプスが見つかれば手に入れることをお奨めします。
そうして出会ったものというのは履き続けていく内に愛着も湧くので、いつの間にか愛用のパンプスになるものです。

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