仕事用の靴としてすっかり定着しているパンプスですが、購入時には注意が必要です。
サイズの合ったパンプスを履かないと足を痛める恐れがあります。
そういった事が無いよう、正しいサイズを選ぶようにしましょう。
目次
間違ったサイズのパンプスを履き続けると…
足にフィットしないパンプスを履くと様々な影響が体に現れます。
それは水ぶくれや外反母趾はもちろん、やがて腰痛や背中の痛みといった症状へも繋がるでしょう。
足と言うのは体を支える重要な器官なので、影響は多岐に渡るのです。
こういったことを避けるためにも正しいサイズのパンプスを履くようにしましょう。
試し履きができる通販サイト
とにもかくにも試し履きです。
靴の世界のサイズ表記というのはバラバラなので、A社の30がB社の30と同じサイズとは限りません。
特に通販などでは試し履きができないので、商品が届いて思ったサイズではない事があります。
その場合、面倒なので返品せずに使い続けてしまう事も多くあります(もしくは下駄箱のこやしへ…)。
というのが今までの通販でパンプスを買った時の流れだったのですが、最近では事情が異なりました。
何と自宅で試し履きできる通販サービスというのもあるのです。
ロコンドというサイトや、またアマゾンでも靴の試し履きをすることができます。
返品に少し時間はかかりますが、欲しい商品を試し履きできるというのはサイズ選びの助けとなります。
つま先には余裕を持たせる
パンプスの場合はヒールがあるため、特につま先へと体重がかかりやすい靴となっています。
そのためつま先部分いっぱいに足がフィットしてしまうと、つま先への負担は大きくなってしまいます。
つまり容易に足を痛めてしまう恐れがあるのです。
つま先部分には余裕を持たせなければいけません。
こういったつま先部分の事を捨て寸と呼びます。
歩行中には足は靴の中で僅かに移動します。
その際に靴いっぱいに足がフィットしているととても窮屈になってしまうのです。
この捨て寸として、つま先部分には1-1.5cm程度の余裕を持ったものを選ぶようにしましょう。
ボールジョイントを確認しよう
捨て寸と同じように重要なポイントが、ボールジョイントがフィットしているかどうか、です。
ポールジョイントとは親指の付け根から小指の付け根にかけての、足の最も幅広い部分を指します。
歩くときにこのボールジョイントへと足が引っかかることで安定することができるのです。
パンプスのボールジョイントが足にフィットしているかどうかは大事な要素となります。
これも試し履きで確認することができます。
足の幅というのはデザインに左右されるところもあるので、実際に履かないと分かり難い部分でもあります。
きつすぎず緩すぎないものを選ぶようにしましょう。
ウォーキングパンプスを買うと解決
歩きやすさという点を重要視したパンプスとしてウォーキングパンプスというものがあります。
これはアシックスやヨネックスといったスポーツメーカーが開発したパンプスなので、通常のものより履き心地の良いものとなっています。
こうした製品はデザイン性に劣りがちですが、実際のラインナップを見てみると普段使いには十分と思われます。
仕事用のパンプスを用意するのであればウォーキングパンプスが妥当だと思われます。
オシャレなパンプスを履くときの工夫
ですが、どうしても履きたいオシャレなパンプスというものはあります。
そういった場合にも工夫することができるので諦めてはいけません。
まずはインソールを取り替えてみましょう。
もしかしたら履き難い原因はインソールにあるのかもしれません。
これを交換するだけで解決するなら簡単ですね。
他にはシューズストレッチャーを使うという方法があります。
これは靴を引き伸ばす器具で、無理矢理サイズを変えてしまうことができるのす。
多少の変形が構わないのであればこういった道具を使うのも良い方法でしょう。
正しいサイズを選んで使っていこう
靴というのは足を守り支える重要な器官です。
パンプスはデザイン性に優れた靴なので、その役目がしばしば忘れがちになってしまいます。
ですが、靴のサイズが合わないと結果的に悪い影響が出てしまい気分も落ち込むものです。
きちんとした正しいサイズのパンプスを使っていきましょう。