足元の印象は、その人の人柄は雰囲気を大きく左右するもの。装い次第で振る舞いまで変わるから、オシャレは魅力的で面白いのかもしれませんね。今回ご紹介するのは、グレーパンプスを使ったきれいめな着こなし術。大人女子はもちろんのこと、ちょっと背伸びしたい学生さんでも取り入れやすいコーディネートのコツをお教えします。
【きれいめコーデにグレーパンプスのワケ】
大人っぽい、というイメージで思い浮かべるのは何色でしょうか?クッキリ鮮烈でセクシーな赤色や、キリリとした印象の黒色でしょうか?確かに赤色や黒色は着こなし次第で大人っぽく仕上がりますが、どうしてもキメすぎ感が出てしまいます。大人の余裕を感じられる色、それがグレーパンプスなんです。
色には、それぞれイメージというものがあります。グレーの場合は、「知的」「堅実的」といったイメージが当てはまります。グレーの色の定義は幅広く、白~黒の間がすべてグレーとして扱われます。そのため、かなり明るい色合いのものから、黒色に近い色まで様々です。高貴なイメージで洗練された女性を演出したいのなら、明るめのグレーがオススメ。シルバーグレーという風に呼ばれることもありますね。逆に、堅実的な女性を演出したいのなら、暗めのグレーを選びましょう。一口に大人っぽいといっても、その人が描く「大人」のイメージは違うもの。自分がどんな大人コーデにしたいのかをまずは考えてみてください。
【きれいめコーデ術3選】
1.ふんわりフェミニンに仕上げるならベージュワンピで決まり
ふんわりやわらかい大人女性を演出するなら、ゆるやかシルエットのベージュワンピに明るめグレーパンプスを合わせましょう。ゆるやかシルエットのワンピースは甘くなりがちですが、色をベージュにすることでかわいらしくなり過ぎません。ベージュカラーは自然な印象を与えるので、可愛いのに親近感が持てるコーディネートになります。やりすぎない大人感なので男性受けも◎。足元が重たくなり過ぎないように、明るめのグレーカラーのパンプスを選ぶようにしてください。爪先のフォルムはころんと丸みを帯びている方がかわいらしくまとまりますよ。ヒールもピンヒールよりは、若干太目くらいの方がバランスよくまとまります。
2.濃いめのグレーパンプスには白ボトム!
濃いめのグレーパンプスでかっこいい大人女子に変身するなら、ボトムは白色で決まり。春~夏にかけては、大活躍する白ボトム。履くだけで涼しげで爽やかな印象のコーディネートになります。ここにカラーパンプスを持ってくるとカジュアル感が出過ぎてしまいますが、グレーパンプスなら大人っぽく仕上がります。光沢感のある濃いめのグレーパンプスをチョイスして、ほかの女子たちと差をつけちゃいましょう。ヒールが5~7㎝程度の歩きやすいものならポインテッドトゥ&ピンヒールに挑戦するのもおすすめ。ヒールの高いパンプスを履くのなら、ピンヒールではなくやや太めのヒールの方が安定感があります。
3.カジュアルデニムコーデには明るめグレーパンプスがマスト
学生から大人女子まで幅広い層が楽しむことのできるデニムコーデ。今年は明るめの色がトレンドですね。大人っぽいファッションにデニムはタブーと思っている人も多いかもしれませんが、足元が明るめのグレーパンプスなら大丈夫。むしろ、作りすぎていない大人の余裕が感じられ、オシャレ感がUPします。ただし、暗めのグレーパンプスだと定番スタイルになってしまうので要注意。デニムと合わせるときのパンプスは、素材感が面白いものや、光沢が控えめで高級感のある見た目のものをチョイスするのを忘れずに。明るめのシルバーカラーは高級感のあるイメージを与えてくれるので、普段のデニムコーデを格上げしてくれます!