パンプス選びで、悩む事の1つがサイズの問題ですね。
よく聞かれるワードとして、
履いてると伸びてくるから、
「小さめを選ぶべき」というなど、
様々な意見を耳にしますが、
その理由と、正しいパンプスの選び方のポイントをご紹介します。
目次
【小さめを選ぶ理由】
小さめのパンプスを選ぶ理由は、
素材と関係しています。
本革で出来たパンプスの場合、
天然素材の為、履いていくうちに、
素材が伸びていき、甲の幅の部分が広がりやすくなる為、
ジャストサイズのパンプスだと、脱げやすくなるケースが。
そのため、本革のパンプスの場合、
デザインや、革の固さにもよりますが、
ワンサイズ小さめを勧められることがあります。
【大きめを選ぶ理由】
合皮のパンプスの場合、
ジャストサイズだと、きつく感じることが。
合成皮革のパンプスの場合、本革素材のように、
自然には伸びませんので、
小さめサイズよりは、少し大きめを選ぶ傾向が。
素材とは別に、
パンプスには「捨て寸」と呼ばれるように、
１～1.5ｃｍのサイズの余裕が無いと、
足先が詰まる事により、つま先が痛くなってしまいます。
この余裕がないと、巻き爪を引き起こしたり、
足の指が変型してしまうハンマートゥになってしまうことも。
そのため、捨て寸が取れる1サイズアップしたパンプスが勧められる理由です。
【自分にあったワイズのパンプスを選ぶ】
小さめ、大きめを選ぶ理由はわかりましたね。
次は、パンプス選びに欠かせないポイント、
「ワイズ」についてです。
ワイズとは、足幅の事。
人それぞれ、足幅が広い、狭いがあります。
ワイズが合っているかにより、
履きやすいパンプスか否かが決まるんです。
ワイズが合わないパンプスを履いていると、
捨て寸に足先が入ってしまい、
かかと部分が脱げやすくなり、
前滑りを起こし、すりキズや水ぶくれなどの怪我の原因に。
自分の足幅にフィットするパンプスを選ぶようにしましょう。
メーカーによっては、ワイズが1サイズしか、
展開していない場合もありますので、
特に足幅が広めの方は、ワイズ展開をしている、
商品を選ぶと間違いないと思います。
【いくつかのサイズを試してみよう】
あのブランドでは、23.5cmでも、
このブランドでは、24cmがジャストだったというように、
同じサイズでも、メーカー、ブランド、
デザイン、素材によってかなりの違いがあります。
いつものサイズだけではなく、
違うサイズを試してみることが大切です。
試し履きをする時、
片足だけで試したり、実際に歩かずに鏡でチェックするだけの方が、
多くいらっしゃいますが、
必ず両足で履き、その場で、30～40歩ほど歩いてみましょう。
鏡の前で合せるだけでは、本当に自分に合うパンプスなのかは、
わからないからです。
実際に歩いてみて、前滑りしないか、
圧迫感はないか、足に当たる部分はないかを
サイズ事に試すことが、履きやすいパンプスの選び方として、
重要なコツです。
【パンプス選びにベストな時間帯は昼間】
人の足は、目覚めたばかりの朝は小さく、
昼間はちょうど中間あたりに、そして夜は大きくなります。
それは身体のむくみが影響しているからです。
夜になると足がむくみやすいのは日中に摂った水分や、
長時間の座りっぱなしのデスクワークや、立ちっぱなしの
疲労の蓄積による物。
そうなると、ベストな時間帯は、
むくみが生じる前の昼間です。
痛みなどのトラブルを避けやすい、
パンプス選びに適した時間と言えるでしょう。
【パンプス選びはコツさえ掴めば難しくない】
素材や、ワイズ、試し履きする時間帯など、
しっかり考慮して選ぶ事が、正しいパンプス選びへの道となります。
小さめを買った方がいいの？とお悩みだった方へ。
パンプス選びはコツを掴めば難しくないのです！
ぜひこの記事をご参考にして頂き、
お気に入りのパンプスを見付けて下さいね！
