
新しいパンプスに履き替えてしばらくすると、靴ずれを起こしてかかと部分が痛くなってしまうことは良くありますよね。
ひどい時には、痛みだけでなく血が出てしまったりすることもあります。 せっかく新しいパンプスを履くのなら、靴ずれを起こさずに一日過ごしたいものです。
今回は、靴ずれの原因や予防と対策方法について紹介します。
パンプスを履いた時の靴ずれの原因
靴ずれは足のかかと部と靴の摩擦によって起こります。
特に新しい靴を購入した時は、靴自体の革などが固い状態であるため、靴を履いた時にかかと部の摩擦が強くなります。
歩行によって、摩擦が繰り返されることで靴ずれを起こしてしまうのです。 また、パンプスなど女性の靴はかかとの部分が高いものが多く、歩行時に足が滑りやすい状態となるので靴ずれを起こしやすくなります。
パンプスで靴ずれを起こさない!予防策
パンプスは靴ずれを起こしやすいけれど、女性ファッションの必須アイテムです。 パンプスを履いても靴ずれを防ぐ方法について紹介します。
◆新しいパンプスを購入する時間は昼にする 人間の身体は朝起きてすぐは、体内の水分が全体に均一に広がっていますが、時間が経ち夕方になるにつれ、水分は重力により下半身へと溜まりがちになります。
夕方に買うと、午前・昼ごろに履くとパカパカしてかかとがスレてしまう…ということが起こる可能性が。 新しいパンプスを購入する場合は、なるべく昼頃に購入しましょう。
◆自分のサイズに合ったパンプスを購入する 靴ずれを起こさないためには、自分のサイズに合ったパンプスを購入する必要があります。 具体的には、
①パンプスの甲部分が1cm位の余裕があること
②かかとのカーブとパンプスの履き口のカーブが合っていること が挙げられます。
◆新しいパンプスを購入したら、かかと部に保護剤を塗る 新しいパンプスを購入したら、摩擦を減らすために靴のかかとの部分に保護剤を塗りましょう。
保護剤はロウや石鹸などが使用できます。
◆新しいパンプスを履く時には、ストッキングを履く 新しいパンプスを履く時は、ストッキングを履くようにしましょう。 ストッキングの生地は比較的薄いものが多いのですが、かかと部の皮膚と靴が直接摩擦するのを防ぐ効果がります。
最近では、フットカバーと呼ばれる、パンプスの履き口の形状に沿った薄型タイプの靴下も販売されているので、チェックしてみると良いですね。
◆新しいパンプスを履く時には、足のかかと部に保護テープを貼る ストッキングの装着だけでなく、足のかかと部に保護テープを貼るのも、靴ずれの予防に効果があります。
保護テープの種類としては、市販の靴ずれ専用テープや家にある絆創膏を使用してもよいでしょう。
◆あらかじめパンプスのかかと部を伸ばしておく 新しいパンプスを購入して、靴ずれの心配がある場合は、あらかじめパンプスのかかと部を伸ばすことができます。
専門の靴の修理屋に頼んでも良いし、シューキーパーを使用して自分で伸ばすこともできます。
パンプスで靴ずれが起きてしまった対策法
ここでは、パンプスで靴ずれが起きてしまった場合の対策方法について説明します。
◆他の靴に履きかえる もし、新しいパンプスを履いて靴ずれができてしまったら、履き慣れたパンプスや他の靴に履き替えましょう。
靴ずれを起こしたパンプスを履き続けると、出血や水ぶくれなど靴ずれを悪化させる可能性が高くなります。 靴ずれの傷がきちんと治るまで、新しいパンプスは履かないようにします。
◆パンプスが血で汚れてしまった場合 パンプスを履いてて、靴ずれが起きた時、出血によりパンプスが汚れてしまう事もあります。 パンプスの生地にもよりますが、速やかに濡れた布きんで汚れを拭き取りましょう。
この時のポイントは、決してお湯を使わないことです。 お湯を使用すると、血に含まれているたんぱく質が凝固してしまい、汚れが残ってしまうことがあるためです。
◆水ぶくれができてしまった場合 パンプスで靴ずれが起こると、水ぶくれになる場合があります。 水ぶくれを潰した方が治りが早いのではないかと思って、水ぶくれを潰してしまう方がいるかもしれません。
水ぶくれ内は傷を直すのに有効な環境なので、潰さないようにしましょう。 また、水ぶくれを潰して、傷口が化膿したり、最悪の場合壊死を起こすこともあります。
おわりに
いかがでしたか?
今回は靴ずれの原因や予防と対策の方法について説明しました。 あなたも新しいパンプスを購入した時は、上記の紹介内容を参考にしてみてはいかがですか?
きっと、靴ずれを心配しないで、パンプスを試すことができますよ。