下駄箱に眠っているパンプスはありませんか?なんとなく飽きてしまったパンプスって、結構ありますよね。
サイズや足の形が合わなくて履けなくなったパンプスならともかく、まだ履けるのに放置しているのであればもったいないですよね。
そんなときは、可愛くデコるのが一番。簡単な今風リメイクで、パンプスを復活させましょう!
まずはラインストーンと接着剤を用意します。ラインストーンは携帯電話のデコ用でもOKです。
自分の好きなものや、全体のできあがった姿をイメージして必要なタイプのものを選んでくださいね。
道具は、ピンセットやつまようじ、そしてできれば靴用の銀ペンがあると頼もしいです。
銀ペンは、靴の職人が使うアイテムで、洋裁のチャコペンみたいなものです。はみ出した接着剤をとるために、綿棒も用意しましょう。
全体のデザインが決まったら、ラインストーンをつける場所に銀ペンで印をつけていきます。
スムースな素材なら銀ペンは指でこするだけで落ちますが、スエードや布素材の場合は落ちにくいので、なるべく小さめに印をつけていきます。
それからラインストーンの裏に接着剤をつけ、ピンセットで慎重に貼っていきましょう。
接着剤は少ないとラインストーンが剥がれやすくなりますが、多いとはみ出して仕上がりがきれいになりません。少し難しいですが、うまく調節してみてくださいね。
貼り終わったら、半日から一日陰干しして乾かしましょう。
ラインストーンは、アッパーにつけるのもステキですが、ヒール部分やかかとだけにつけるのもイカしています。派手になりすぎない上に個性を感じさせますね。
小さめのラインストーンを並べてつけると上品に、大きめのラインストーンを散りばめるようにつけるとゴージャスな印象になります。
ティアドロップ形のもので花を象ったり、星形や三日月形で宇宙をイメージしたり、テーマを決めてデコるのも楽しいですね。
また、パンプスの色に合ったリボンを蝶々結びにし、真ん中に大きめのラインストーンを縫いつけ、パンプスに貼っても可愛く仕上がります。
取り外しができるようにしたいときは、シュークリップ用の金具に縫いつけて使いましょう。
リボンだけでなく、オーガンジーのきれいな布をクシュッとさせたものや、ファーや造花を使ってラインストーンをあしらうのもいいですね。
オリジナルなキュートパンプスができあがります。
ラインストーンだけでは飽き足らない人は、ラメを使ってみるのもいいでしょう。
好きな色のラメ(グリッターパウダー)と接着剤、スプレー容器に入ったクリアコートを用意します。
ラメをつけたいところ、もしくは全体に接着剤を均等に塗り、グリッターパウダーをふりかけていきます。
少し指でおさえるようにして密着させ、5分から10分おいて乾燥させましょう。
乾いたら余分なパウダーを軽く振り落とし、クリアコートをふきかけ、30分ほど放置してできあがり。
クリアコートは吸い込むと体に悪いので、ベランダなどの屋外で使用し、マスクやゴーグルなどで保護しましょう。
ソールについたパウダーは、使い古したハブラシでとりのぞいておきましょうね。
ギラギラとしたグリッター感をおさえたい人は、グリッターパウダーの部分使いに挑戦してみましょう。
マスキングテープを用意し、トゥ部分だけとか、ヒール部分だけとかに貼り付けることを決めたら、その周りをマスキングテープで囲い、接着剤を塗っていきます。
あとは同じく指でおさえて乾かしてからトップコートをふきかけてくださいね。
トゥ部分だけにグリッターパウダーをつけるときは、その境目にリボンを貼り付けてるとキュートに仕上がります。
このほかにも、マスキングテープとアクリル絵の具でバイカラーに仕上げたり、お気に入りのモチーフアクセサリーを縫いつけたりしてもスタイリッシュなパンプスに変身させることができます。
パンプスのデコは、アイデア次第でいろんな演出ができます。自由な発想で、自分だけのお気に入りパンプスにアレンジしちゃいましょう!