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意外と知らない!?「防水」と「はっ水」の違いを解説!!

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※6月30日配信メルマガのアーカイブです。

「防水」と「はっ水」の違いとは?

おはようございます!
スタッフのクマです。

当店のある大阪はなかなか梅雨入りせず、「いつになったら梅雨が来るんだろう?」…と(変な)心配をしていましたが、

ついに!先週26日に大阪含む近畿と中国・四国・九州北部の梅雨入りが発表されました。

各地域、統計上もっとも遅い記録になったそうです。

これから約1ヶ月ほど雨が続くことになりますが、集中豪雨・ゲリラ豪雨が起こると通常の雨では起きないような被害が出ることがありますので、油断せず、しっかり注意を払いながら過ごしたいものです。

さて、この季節に大活躍するのが「レインシューズ」ですよね。

しっかりと雨を防いでくれるブーツタイプや晴れ日でも違和感がないパンプスタイプなど様々な種類があります。

そんなレインシューズですが、雨を防ぐ仕様として「防水」と「はっ水」の
2種類をよく目にします。

この2つの違いとは何でしょう?

「防水」と「はっ水」の違い

防水とはっ水の違いは、水を防ぐか弾くか…という点です。

防水は水の侵入を防ぐことができますが、はっ水は水をコーティングで弾くことしかできません。

なので、小粒や高い水圧の水だとはっ水の場合は染み込んでしまったり、劣化などでコーティングが取れてしまうと使い物にならなくなってしまいます。

なので、雨を防ぐチカラとしては
防水 > はっ水
と言えます。

しかし!

防ぐチカラが弱いからといって一概にはっ水は防水に劣っているとは言えません!!

それぞれにメリット・デメリットがあります。

「防水」の仕組み

防水は「水の侵入を防ぐ」加工です。

ビニールやゴム(ラバー)製のものが多く、繊維系生地にゴムや樹脂を塗り込んで防水としている商品もあります。

メリットは、水を完全に防げるので土砂降りなどのキツい雨の日でも安心して履くことができます♪

また、水に濡れば濡れるほど機能が落ちる…
ということはありません。

つまり、汚れても水で直接洗うことができるので、清潔に保つことができます!!

デメリットは、内側からの水や蒸気が抜けづらい…ということです。
はっ水と比べると、どうしてもムレやすくなってしまいます。

また、劣化が起きたり傷がついてしまって穴が開くと、防水効果がなくなってしまいます。

摩耗などに気をつける必要があります。

「はっ水」の仕組み

はっ水は「水を弾く」加工のことです。

繊維系の生地に樹脂材で凹凸をつけて水を弾くようにしています。

繊維系…つまり布目の隙間があるので、防水と比べて通気性に優れているメリットが!

汗などのムレを気にすることなく歩くことができます♪

また、濡れれば濡れるほどコーティングが剥がれてくるのではっ水機能は落ちてきますが、市販のはっ水スプレーを塗布することで機能を維持させることができます。

デメリットとしては、コーティングが剥がれてくるということと水圧などによっては染み込むことです。

もちろん、商品によって変わってきますが、基本的には防水より耐水圧性能は劣ると考えていいでしょう。

まとめ!!

  • 「防水」と「はっ水」の違いは、水を「防ぐ」か「弾く」か
  • 「防水」は、水を完全に防げるがムレやすい
  • 「はっ水」は、通気性がよく快適
    でも、高水圧の水は防げずコーティングが取れると補強が必要

いかがでしたか?

防水・はっ水は、靴だけでなくレインコートやバッグなどのレイン雑貨でも使われていますので、ぜひお買い物の参考にしてくださいネ♪

おまけのあとがき

あらためまして、スタッフのクマです。

本日は6月30日、明日からはもう7月です。

7月からはお祭りや花火大会などのイベントが活発になってきますよね!

当店ではただいま、「和サンダル」特集を公開中です♪

派手すぎず上品なデザインなので夏イベントはもちろん、普段履きにもちょっとしたアクセントとして使えます。

鼻緒(親指で挟むところ)が柔らかいので長時間歩いても疲れにくく足に優しい設計となっています♪

ぜひ、ご覧ください!▼

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