パンプスは女性の足元をエレガントに演出してくれる魅力的なアイテムの一つです。デートや遊びなどでおしゃれ感覚でパンプスを愛用している人はもちろん、仕事上パンプスをはかなくてはいけないという方も多いですね。見た目に美しいパンプスですが、サイズが合わなかったり伸縮性がなかったりすると、靴擦れしたり疲れやすくなってしまったりとトラブルが多いのも事実。今回は、足が疲れにくいパンプス選びのポイントと、自分でできる防止策をご案内します。
■パンプス選びのポイント①「サイズ感」
パンプスは大きすぎるとカカトがカパカパと浮いてみっともないので、ぴったりしたサイズを選んでいる女性が多いと思います。
確かに、それも正解なのですが、ちょっと注意していただきたいのがつま先部分の余裕。
カカトもつま先部分もピッタリだと、歩いている時に指先が痛くなって疲れる原因になります。
つま先部分には、1cm程度余裕を残しておきましょう。これがピッタリすぎてしまうと、指が無理やり内側に押し込まれてしまうので、外反母趾の原因にもなります。
試着で履いている時にピッタリだと感じるものは、長時間歩いた時には痛くなる可能性があるということを覚えておきましょう。
■パンプス選びの注意点②「フィット感」
つま先部分にはゆとりのあるものを選ぶようにおすすめしましたが、カカトや甲の部分に関してはぴったりフィットするものを選ぶようにします。
カカトがフィットしていないと、歩くときに浮いてしまうので、歩きにくいばかりか靴擦れの原因にもなります。
サイズの合わないパンプスをはいて、カカト部分に絆創膏を貼ってなんとかその日をしのいだなんて経験をしたことがある女性も多いはず。
また、見落としがちなのですが、パンプスのカカト上部分がくるぶしにかかっていないかも大切です。
試着時にはそこまで違和感を感じないかもしれませんが、くるぶしにかかっていると痛かったり違和感を感じたりして、長時間歩きにくくなります。
そしてもう一つが甲の部分。ここのぴったりフィットするものが理想的です。
ただし、食い込むほどきついのはNG。
試着時点で食い込んでいるものは、実際に購入して長時間履いていたら足が痛くて苦痛になります。
なぜなら、女性の足はむくみやすいからです。どんどん食い込んでしまうと、結果的にそのパンプスをはいていること自体が辛くなってしまうので、いくらお気に入りのデザインでも仕舞い込んだまま…なんてことになりかねません。
食い込まない程度、でも指が入らない程度のフィット感のあるものを選ぶようにしましょう。
■パンプス選びのポイント③「ヒールの重心位置」
パンプスは細いヒールだけで体の体重を支えるので、ヒールのついている位置は重要です。
かかとの真下にヒールがきているものを選びましょう。
真下にしっかりと取り付けられているデザインならば、ヒールがピン状のものでも比較的安定して履くことができます。
■自宅で出来る対策
1)靴擦れ対策
一番の対策は、自分の足にぴったり合うパンプスを選ぶことですが、長時間履いた結果合わないことが判明するということもあります。
それを予防するために、靴専用の靴擦れ防止用パッドを貼っておくといいでしょう。
靴擦れしてから絆創膏を貼るという人も多いかもしれませんが、はがれやすくて結局取れてしまうということも多いですよね。
そうならないためにも、専用のものがオススメです。
2)つま先が痛い!
ヒールが高かったり、つま先に余裕のないパンプスだと起こりやすい悩みです。
つま先部分にゆとりがあるにもかかわらず、前に足が滑ってしまって圧迫されていたい場合には、つま先用のパッドがオススメ。
クッション性のあるものが販売されていますので利用してみましょう。
■おわりに
女性に欠かせないファッションアイテムパンプス。疲れにくいポイントを意識して、お気に入りを見つけてみましょう。