パンプスをはいてみたいけど、足が疲れるし、痛くなるし…という理由で避けてしまっている方、多いですよね。
これ、実はサイズ選びに気をつけるだけで、解消されるのです。
パンプスに限らず、サイズの合わない靴は、足のゆがみや体のゆがみを引き起こしてしまうこともあるのです。
ですから、足に合ったサイズの靴を選ぶということは、とても大切なことです。
ということで、今回は、パンプスのサイズ選びについてお伝えしましょう。
*試着の際に気をつける点
靴を購入する際に試着を行わない方はあまり居ないとは思いますが、シューズ類は店頭で買う際は必ず試着をしましょう。
試着の際は、以下の点に注意すると、よりぴったりとした靴を選ぶ事ができます。
・試着の際、片方だけはいてみて決めてしまう方が多いのですが、それでは本当に足に合っているか判断できません。足の大きさが左右で微妙に違う方も多いのです。
ですから、試着の際は必ず両足ともはいてみましょう。
・はくだけではなく、そのまま店内を歩いてみましょう。はいたときはわからなかった足の痛みなどが歩いたときにわかる事があります。
・靴のサイズは、自分の足のサイズよりもワンサイズ大きいものと小さいものも用意してもらい、はきくらべてみましょう。メーカーや、靴の作りによってサイズ感が変わる場合があります。
・実際にその靴を履く状態を想定して試着しましょう。例えば、ストッキングと合わせる場合はストッキング、靴下と合わせる場合は靴下で試着してみるということです。
それによって、合うサイズが変わってきます。
靴の試着に時間をかけることで、はき心地の良い靴を見つける事ができますよ。
*靴を買うときは時間帯に気をつける
実は足の大きさは、時間帯によって変わってきます。足のむくみによるものです。
ですから、靴を買う際は足がむくみがちな時間が良いでしょう。一般的には午後3時くらいが適していると言われています。
むくみだけではなく、足が疲労している状態の方が、はき心地に敏感に反応するためです。
*パンプスをはいてみたらチェックするポイントとは
パンプスを試着した際は、、かかと、つま先、横幅のサイズ感は必ずチェックしましょう。
かかとは、しっかりホールドされているか、アキレス腱にあたらないか、かかとと靴のカーブがぴったりか、をチェックしましょう。
また、サイズ的にはかかとと足の間に手の小指一本分が入るのが理想です。
つま先は、自分の足先の形をまずはチェックしましょう。
日本人の足先の形は、主に
・人差し指が長いギリシャ型
・親指が長いエジプト型
・指の長さが同じで甲が平べったいスクエア型
の3つの型に分かれています。それぞれの型によって合う靴のつま先の形が違ってきます。
ギリシャ型は、ポインテッドトゥ、エジプト型は、ラウンドトゥ、スクエア型はスクエアトゥとなっています。
つま先の形がわかったら、あとは足の指がしっかり伸ばせるか、足の指が重ならないか、靴につま先があたっていないかをチェックしましょう。
指先とつま先の間に1cm~2cm程度の余裕があるサイズがベストです。
横幅は、JISの規格ではA~EEEEまでの8種類のサイズがあります。
痛くない程度に固定されていて、なおかつ履いたときに靴の形が崩れないかどうかを確認しましょう。
*長時間履いても疲れない靴とは?
サイズがいくら合っていても、疲れやすい靴だと意味がありません。
疲れにくい靴は、中底のクッション製、土踏まずのカーブがポイントとなります。
また、靴の生地も重要なポイントです。柔らかい生地の方が足にフィットしやすく痛みや疲れを感じにくいでしょう。
また、本革の靴ははいているうちに、足にフィットしてくるようになります。
*サイズがしっくりこないときは?
購入してみたものの、サイズがしっくりこないという方は、お店で調整をしてもらいましょう。
靴屋さんには、サイズの調整ができる専用の機械を置いてある事がほとんどです。
たいてい1週間ほどで調整を行う事ができます。
購入したパンプスが足に合わなかった方は店舗に相談してみてくださいね。
パンプスを購入する際の注意点を主にお伝えしましたが、パンプス以外の靴を購入する際にも参考になる点がたくさんありますので、
靴を購入する際はこれらのことを踏まえながら選んでみてくださいね。