パンプスの魅力は、デザインやファッションによってその人のオーラが変化すること。綺麗系、可愛い系、モード系、元気系など、あなたがイメージしている雰囲気に近いものをコーディネートすれば、そのイメージに近づけるパンプスは足元の魔法ともいえるかもしれませんね。今回は、そんなパンプスでエレガントに仕上げるためのテクニックをご紹介します。
■エレガントの基本。まずは姿勢!
ファッションテクの前に、まずは姿勢に気を付けましょう。若いころは猫背でも、姿勢が悪くても許されますが、それが大人になればなるほどみっともないという評価になります。どんなエレガントな装いをしていても、姿勢が悪ければ台無し。お尻をキュッとしめて、おへそを1cmほど後ろに下げるようなイメージで腹筋に力を入れてまっすぐに立ちましょう。背中が反ったり、丸まったりしないように気を付けてください。この綺麗な姿勢を毎日意識することは、エレガントファッションをさらに格上げしてくれる要素になります。
■高級パンプスならアクセントに
ラインがきれい、デザインがきれい、カラーがきれい、といった高級パンプス。もし手元にあるのなら、ファッションの主役にしてしまいましょう。普段のパンツスタイルに合わせるのなら、パンツの丈に注意するだけでエレガントにすることができます。そのままのロング丈のパンツは、どうしても野暮ったく見えがち。半端丈で綺麗なラインのパンツを持ってくるか、ロング丈のパンツのすそを何回かロールアップしてくるぶしをチラ見せするようにします。この時のロールアップですが、幅が太いとエレガントに見えません。細目にロールアップしましょう。足首がちらっと見えることで、パンプスが引き立ち、足元がエレガントに見えます。
■脚の甲ひろめのパンプスがおすすめ
エレガントな足元にするのなら、甲から足首にかけてのラインを綺麗に見せる必要があります。足が太い、O脚などで悩んでいる人も多いかもしれませんが、脚の甲から足首にかけてのラインがきれいに見えるだけで、見た目はガラリを変わります。脚の甲のラインを綺麗に見せてくれるパンプスというのは。、甲部分の布面積の小さいもの。つまり、履き口披露目のパンプスです。足の指の付け根がぎりぎり見えるくらいがベスト。あまりに広すぎると、歩きにくいので必ず試し履きしてから買うようにしましょう。ワンピースやスカートなど、ひざ丈ラインの足をより綺麗に見せてくれますよ。
■パンプスの色とファッションコーデの色合いに注意
パンプスの色を目立たせるのか、ファッションの色を目立たせるのかは重要な部分。ファッションにも足元にもアクセントカラーが点在していると、それぞれがどんなにいいアイテムだったとしても良さを打ち消しあってしまいます。また、何がポイントかわからないごちゃごちゃコーデに見えてしまうので気を付けましょう。
エレガントな足元を装うなら、ファッションがメインなら足元はベージュなど肌なじみのいいパンプスでまとめます。ファッションがシンプルなら、足元は鮮やかカラーのものや技ありデザインもOK。パンプスのデザインが派手だから、地味だからエレガントに見えるというものではありません。コーディネートとのバランスでエレガントに見えるのです。また、定番カラーの黒ですが、意外と存在感が強いので、エレガントに見せたいのなら避けておいた方がベター。フォーマルな場所ではおすすめですが、デートや遊びの場でエレガントさを重視するのなら、他の色で深みのあるものを選ぶ方がおすすめです。
■おわりに
エレガントな女性は、ついつい目が行ってしまいますよね。足元からエレガント美人を目指してみましょう!