今まで何足くらいのパンプスを購入したことがありますか?また、それらのパンプスの中で履き心地に満足しているものは何足くらいありますか?おそらく、おしゃれに敏感な多くの女性が数えきれないくらいのパンプスを購入していることでしょう。その中には、足の形に合わないせいでほとんど履かないままのものも多いかもしれません。でも、どうせ買うならしっかり履いておしゃれを楽しみたいですよね!しまいっぱなしにならないために、履き心地のいいパンプス選びを心がけてみませんか?
■どうしてパンプスの履き心地が悪いのか手持ちのパンプスを履いてみた時に、こんなにかわいいのに、こんなに綺麗な形なのに、どうして履き心地が悪いんだろう・・・と思ったことありませんか?それは、そのパンプスが万人受けするように作られているものだからです。しかも、やや大き目に作られているものが多いです。それは、小さいパンプスは履けなくても、多少大きいパンプスなら履けると思って買う人が多いから。日本人の足のサイズに近いものが製品化されているとはいえ、あなたの足にピッタリ作られているわけではありません。そのため、サイズ表記の上ではピッタリのはずなのに、履き心地が悪いということが起こってしまいます。
■フィットするパンプスの選び方自分好みにオーダーできれば、足にフィットするパンプスが買えるのにと思いませんか?市販のパンプスを購入するときに、オーダーパンプスを作るときのポイントを押さえておくと役立つことが3つあります。これら3つのポイントを押さえるだけで、今までよりもいいパンプスに出会えるはずですよ。
1.デザインオーダーパンプスで最初に決めるべきはパンプスのデザインです。パンプスには、つま先部分が狭いものから順にポインテッドトゥ、アーモンドトゥ、ラウンドトゥ、スクエアトゥとなっています。自宅にあるパンプスを履き心地のいいものと悪いもので分けてみてください。そして、履き心地がいいゾーンに残ったパンプスのつま先を確認しましょう。おそらく、似たような形状のものが集まっているはずです。それが、あなたの指の並び方にピッタリのつま先の形。ぴったりの1足を買いたいのなら、そのつま先の形のものを選ぶようにします。
2.サイズオーダーでは、縦の長さだけではなく、横の長さも測ります。いつもパンプスを買う時に参考にしているサイズ、たとえば23.5とか24.0とかいうのは、縦の長さです。いくら縦の長さがぴったりあっていても、横幅が狭すぎると足が入りませんし、反対に広すぎると足が動いてしまって足のトラブルの原因になります。市販されているパンプスの多くは、日本人の平均的な横幅よりもやや大き目のものです。フィットさせたい場合には、市販のジェルパッドをサイドに貼ったり、シューズバンドで固定するといいでしょう。横幅が選べるものの場合は、いくつか試してみるのもオススメです。通販サイトの場合には、サイズ表記欄や備考欄に横幅の数値が書かれていることが多いので確認しましょう。3EとかEEなんていう表記がよく使われています。横幅に不安がある場合は、事前に問い合わせてみると安心です。
3.素材フィット感を重視するのなら、エナメルやポリエステルなどの合皮素材ではなくて、革製のものを選ぶべきです。革製のものは、多少は伸縮性があるので履いているうちにその人の足の形になじんできます。羊革・牛革・山羊革など、革の種類によって柔らかさは風合いは異なります。雨の日には履けないという難点がありますが、しっかり手入れすれば何年も履くことができます。フィット感を左右するのは素材なので、この点にはぜひともこだわって購入することをおすすめします。