『ファンシーで履きやすい、ミドルヒールパンプスのすすめ』
今はセレモニーなシーズンだからでしょうか。
普段売れないような色や素材の明るいスーツが、ふいに売れて行ったりします。
ファンシーで明るい色調、少しざっくりした織感の物等です。
少し懐かしいようなレトロな雰囲気を持つ、明るいループツィードのファンシーカラーのスーツ、
2ピース、3ピースのセットアップも、ハッピーな色調でしたら、これからの時期にはドンピシャですね!
合わせるパンプスもそんなイメージで、無難な単色レザーでも良いのですが、
少しゴチャッとしたような印象のメタル飾りがついていたり、ファブリックやプリント素材のものが新鮮で、お洋服に合いそうな予感です。
服にに素材的な厚み感がありますので、合わせるパンプスはピンヒールではなく、ミドルヒールのしっかりした履き心地の物が良さそうです。
ビュッフェなど立食の場面が多いですし、席を立ってお友達と立ち歩いたり、一日中あちこち移動して歩き回って過ごすことになりそうだからです。
このような時は、だんぜんミドルヒールのパンプスがお勧めです。
ヒールの高さはだいたい5~7cm位で、普段パンプスを履きなれている人は、この高さの方がローヒールより楽だという位の高さです。
普段はカジュアルなローヒールばかりを履いている人も、この位の高さで、ヒールの形が少しすそ広がりに絞っているようなものを選んでおけば、
長時間耐えられそうですね。
『プレタセンスのミドルヒールパンプスの魅力』
今春、ハッピーカラーではなくても、少し目の粗いのファンシーチェクの様な物なら、
決まったパターンではなくとも、色々な柄がすべておしゃれに見えてきます。
いわゆる、ちょっとレトロなスーツ用のファブリックですね。
単純に無地でも良いです。
逆に普段活躍するスムースレザーの単色・飾りなしのプレーンタイプは、そっけなく物足りなげに見えてしまいがち。
スモールチェック、シャドーチェック。
細かいファンシーチェック、ハウンドツース、ガンクラブチェック、ファンシーシェファードチェックその他色々。
ループツィードのような織感のものも含まれます。
あくまで靴用ですから、そんなに大げさな織感ではありませんが、
こうしたファブリック素材のパンプスが、トレンドのひとつではあります。
生地のパンプスはちょっと…という、履いているうちに素材が伸びて足にフィットしてくる感じにこだわりを感じる人は、
ファブリック風プリントのレザーがお勧めです。
ヒールは、50年代調のフェミニンでレトロなシルエットのものがついていると思います。
最近はセレブファッションからトレンドが発信されていることが多くなったため、
ストリート風であっても、プレタのセンスで着るのが面白くて格好良、何といっても魅力的です。
全身素材感と柄を統一しても良いですし、似たような柄の大・中・小を帽子から服、靴まで、
全身柄ミックスで着る、というのができる人は相当センスが良くカッコイイ人であります。
ボリュームのある柄のロングスカートも、ミドルヒールなら重さに負けずバランスが取れそうですね。
『キリッとフェミニンなカジュアルスタイルで、ミドルヒールパンプス』
パンプスのトゥは、ポインテッド・トゥよりの少しまるさが感じられるもの、カジュアルな等に合わせて、足元は色か柄が少しハッキリ、というのも新鮮です。
もちろん、無地のものなら履きやすく普段から長く愛用できるはずです。
セレモニーなシーズンが終わったら、風になびくようなオーバー丈の白いシャツブラウスと合わせて、
キリッとフェミニンなカジュアルスタイルを、ミドルヒールパンプスの足元で決めてみるのはいかがでしょうか。