パンプスにいろいろなデザインがあるように、パンプスの素材も本革を始め、革に加工を施したエナメル素材や、スエード素材など様々な種類のものがありますよね。
また、最近では、本革なのか合皮なのか見分けがつかないような、合皮素材のパンプスもありますよね。
合皮だからといって、決して品質が悪いというわけではなく、もちろん良質の合皮素材のパンプスもあります。
本革も合皮も短所や長所があり、それぞれの特性を生かしながら、オシャレに賢く使い分けることができるのです。
今回は、本革と合皮のパンプスをそれぞれ賢く使い分けて、オシャレさんを目指す方法について、ご紹介することにしましょう。
目次
【こんな時は、本革のパンプスがオススメ!】
1.ここ一番のお仕事!
仕事上、大切なクライアントとの打ち合わせや商談など、大事な場面は多々ありますよね。
スーツ姿には、足元のパンプスが意外と目立つことはご存じですか。
いつの間にか、知らず知らずのうちに足元のパンプスはチェックされているものなのです。
目の肥えた方であれば、時計とパンプスはいいものかどうか、すぐに分かってしまうのです。
そんな時のためにも、誰から見られていたとしても、自信の持てる本革のパンプスがオススメです。
2.定番パンプス!
皆さんも、定番のパンプスは必ず1~2足はお持ちではないでしょうか。
流行に左右されない定番パンプスと言えば、冠婚葬祭に最適なブラックパンプスですね。
冠婚葬祭時に、急に必要になり、慌てて探したりすることもありますよね。
そんな時に、きちんと保護クリームなどを塗り、お手入れしてしまっておいた定番パンプスが本革であれば、
数年間履いていなかったとしでも、新品のようにキレイな状態で履くことができるのです。
基本的には、本革パンプスは、しばらく履かない時などにも定期的に風通しした方がいいのです。
でも、頭では分かっていてもなかなかできないものですよね。
これが、合皮のパンプスであれば、もしかしたら経年劣化して、表面にヒビが入ったり、割れていたりする可能性もあるのです。
本革ももちろん、劣化しますが、上手にお手入れをしていれば長く履くことができるのです。
やはり定番パンプスは本革のものが一番ですね。
【こんな時は、合皮のパンプスがオススメ!】
1.雨の日!
朝家を出た時に、雨が降っていたりすると、まず、足元のパンプスが気になりますよね。
雨の日に、本革のパンプスは大敵です。
そんな場合、活躍してくれるのが、合皮のパンプスです。
合皮のパンプスも決して雨に強いわけではありませんが、購入時に防水スプレーを振っておけばかなり違ってくるでしょう。
それに合皮であれば多少雨に濡れて劣化してしまっても、最悪、諦めがつきますよね。
2.1~2年で買い替える流行のデザイン!
流行のあるデザインであれば、本革よりも合皮がオススメです。
合皮の素材は、本革に比べて耐久性があまりよくありません。
合皮の素材というものは、ポリウレタンの生地に、ナイロン樹脂やポリウレタン樹脂をコーティングされて作られています。
ポリウレタンという特性上、空気中の水分と結合することで、2~3年で徐々に劣化が進んでしまうのです。
この劣化は、パンプスを履くことで摩耗したり、傷が付いて劣化するということではなく、
購入して一度も履かないで大切にしまっていたパンプスであったとしても、自然に劣化してしまうのです。
また、パンプスを履いていくうちに、徐々にヒビ割れてきたり、コーティングが剥げたりもします。
1~2年周期で流行のデザインのパンプスを買い替える方であれば、経年劣化は関係なくなりますね。
これらのことから、お値段が高かったからといって大切にしまっておくのではなくて、オシャレな合皮のパンプスは積極的に履くと良いでしょう。
今回は、本革と合皮のパンプスをそれぞれ賢く使い分けて、オシャレさんを目指す方法についてご紹介して参りました。
皆さんも、パンプスの素材の違いを上手く利用して、それぞれ賢く使い分けてみてはいかがでしょうか。