結婚式に御呼ばれした時の服装は、あなた自身を示します。その時の服装がマナー違反だと、あなたを誘ったお友達までが親戚から嫌な目で見られてしまうことも・・・。せっかくの素敵な結婚式を楽しむために、結婚式のマナーを守った服装を心がけたいですね。今回は、上品なのにお祝いの席にぴったりの華やかカラーのゴールドパンプスをご紹介します。
■ゴールドカラーは高級感を感じさせてくれる
結婚式の主役は花嫁と花婿ですが、だからといって参列者がどんな格好をしていてもいいというわけではありません。花嫁よりも派手に目立ってしまうのもマナー違反ですが、あまりに格式が低く見えてしまう格好で参列するのもマナー違反です。そこで、おすすめしたいのが、足元にゴールドパンプスを持ってくるという組み合わせ。ゴールドカラーには、「特別」や「豊か」といった心理的イメージを与える効果があります。高級感のあるカラーを足元に持ってくるだけで、ファッション全体が上質で高級感があるかのように見えるというメリットがあるのです。
また、ゴールドカラーは、黄味よりの肌の日本人には相性のいいカラーです。ゴールドを単色で見た場合には、ギラギラと派手に輝くイメージがあるかもしれませんが、そんなゴールドも肌の上に合わせると、意外としっくりまとまるものです。肌なじみのいいゴールドなら、下品になることなく、上品な華やかさを添えてくれること間違いなしですよ。
■どんなカラーのドレスと合わせる?
色は大きく分けて、寒色系と暖色系の2つに分けられます。ゴールドカラーは、温かみを感じる暖色系。そのため、ドレスのカラーも涼しげでクールな寒色系ではなく、温かみがあってお祝いの席にふさわしい暖色系のカラーのものを選ぶようにしましょう。具体的には、ピンク・赤・オレンジ・黄・茶・ベージュといった具合です。花嫁さんのお色直しのこともありますから、ドレスの色はかぶらないようにする配慮も忘れずに。茶やベージュ系統のカラーなら、カラードレスとかぶってしまう心配もないので比較的安心です。ただし、ベージュの場合も色味が明るすぎるものは、結婚式会場のライトダウンされた室内で見ると「主役の色である白」に見えてしまうことも。白色のドレスはタブーですから、ベージュを選ぶときは濃いめの色のものを選ぶようにしたいものです。
■パンプスのヒールはないとダメ?
普段からパンプスを履いていない人の中には、ヒールのある靴は足が痛くて苦手とか、不安定で慣れないから苦手という人がいるかもしれません。しかし、よっぽどのことがない限りは、基本的にはヒールのあるパンプスをドレスに合わせて参列するのがマナーです。ヒールの高さは、なにも10cm以上といっているのではありません。ヒールの高いものが苦手なら、3~5cm程度の安定感があって足に負担がかかりにくいものを選ぶという方法もあります。
スタイルアップ効果を狙うのなら、7~8cmヒールのパンプスがおすすめです。ヒールの太さは太いものの方が安定感がありますが、細いものの方が上品で華奢なイメージを与えてくれます。結婚式では、ピンヒールとまではいかなくても、華奢なデザインのヒールを合わせたいところです。足首が細く見えますし、ふくらはぎの筋肉がきれいにシェイプされて見えるという視覚的効果が期待できます。また、7~8cm程度の高さなら、長時間履いていてもそこまで足に負担になることもないので、オシャレと履き心地の両立をかなえたいという女性にもぴったり。
■おわりに
お祝いの席の結婚式。上品カラーのゴールドパンプスを合わせて、主役の花嫁&花婿のお祝いにふさわしい装いを心がけてみてくださいね。