マナーを踏まえてパンプスを選ぶことはとても大切。
パンプスの中でも、フォーマルなシーンで履いてもよいのか特に迷ってしまうのが、オープントゥ(前開き)タイプです。
今回は、オープントゥパンプスのマナーについてご紹介します。
■結婚式に履いていくのはアリ?
近年、服装の規定は全体的にカジュアルダウンしつつあります。
シンプルなデザインであれば通常デザインのパンプスとあまり違いなく、(平服で比較的カジュアル寄りの)結婚式などであれば、履いても問題ないかと思います。
しかし、カジュアルダウンしてきているとは言え、未だネット上の多くの記事では「結婚式では露出の少ないパンプスが好ましい」というのが主流です。
(2019年7月3日 現在)
また、世代やマナーに敏感な方によっては「つま先が出る=妻が先にに逝く」と繋がり縁起が悪いと感じる方もいるようです。
同年代のみのカジュアル寄りな結婚式だったとしても、少しでも後ろめたく感じてしまうようであれば、通常デザインのパンプスを履いていくのが無難だと思います。
■オープントゥにストッキングは合わせない?
オープントゥのパンプスは、基本的にはストッキングとは合わせません。
というのも、オープントゥパンプスは通常デザインのパンプスとは違いつま先を見せるための靴なので、サンダルと同じく素足履きが理想です。
ペディキュアやトゥリングなどで、足先をカジュアルにかわいく飾ることもできるという強みもあります♪
オープントゥはつま先が見えるからオープントゥたり得るので、ストッキングで隠してしまっては本末転倒!ということです。
ただ、“基本的には”ストッキングとは合わせないというだけなので、ストッキングと合わせること自体はマナー違反というわけではありません。
最近だと、指先だけ露出することができる「オープントゥ用ストッキング」も販売されていますので、状況に合わせて活用するのも一つの手ですよ!
■スマートエレガンスの場合はTPOによります
スマートエレガンス…結婚式とまでは行かない ややフォーマルなシーンを指します。
レストランやパーティーなどのシーンであれば特に問題はないですが、やはり結婚式の二次会などの場合は上の「結婚式に履いていくのはアリ?」でも書いたとおり、少し考える必要がありそうです。
例えその二次会がとてもカジュアルな場所…居酒屋やバー、カラオケのパーティースペースだったとしても、結婚式の延長線上ということを念頭に入れなくてはいけません。
ただ、レストランやパーティーでもそぐわない場合もありますし、結婚式二次会でも参加者の構成などによっても変わってきますので、TPOによるとしか言えません。
つま先の開いていない通常デザインのパンプスが、やはり無難になってきますね…。
■スマートカジュアルならOK!
スマートカジュアルはスマートエレガンスとカジュアルの間くらいのコード。
レストランやパーティー、同窓会などが該当します。
ただ、お店や参加者・客層によっては、カジュアル寄りかエレガンス寄りかが変わってきますので、事前に連絡を入れてドレスコードを確認しておいたほうが安心です。
■まとめ
フォーマルなコーデも、だんだんカジュアルダウンしつつあります。
ネットで検索すると、「結婚式でも気にせずオープントゥを履く人もいる」という記事やコメントが増えてきていますが、一方で「フォーマルな場ではオープントゥは推奨できない」という意見もまだまだあります。
現状だと、オープントゥではない通常デザインのパンプスを履くのが最も無難…という結果になりますね!