自分だけのオリジナルを♪パンプスを自作するリメイク術

靴屋さんに行くと、いろんなデザインのパンプスが並んでいますよね。
お店によってもテイストが違い、よりどりみどりです。
でも、なかなか「これ！」と思うものに出逢えないこともあります。
「デザインはきれいだけど、もう少し明るいカラーはないのかな？」
「あのプレーンパンプスに、フラワーモチーフをつけたら可愛いのに」
「すごく気に入ったけど、値段が高すぎる……」
などと思ったことはないですか？
そんなときは、妥協せず、自分だけのオリジナルパンプスを作ってみましょう！

パンプスを自作、というとなんだかすごく難しいことのように感じてしまいますよね。
洋服を縫うのだって難しいのに、靴を自作するなんて、不可能に思えるでしょう。
でもリメイクだけなら、ちょっとした工夫で簡単にでき、印象がガラッと変わるのです。
下駄箱のこやしになってしまっているパンプスも、新しい魅力をプラスすると活躍する機会が増えるかも知れませんよ。

まずは、ワンポイントモチーフを添えるワザからチャレンジしてみましょう。
市販のシュークリップを使うと、簡単にアレンジできますね。
シュークリップはつけ外しができるので、その日の気分に合わせることができてとても便利です。
シュークリップの金具さえあれば、造花やヘアアクセサリーのモチーフを取り付けて、好きな飾りを作ることができます。
ヘアーアクセサリーのモチーフをつけてみても楽しいでしょう。

パンプス本体に、きれいなボタンやビーズを縫い付けてしまうのもステキです。
キラキラのビジューを散りばめれば、華やかなパーティシューズに変身させることも。
ただ、アッパーの素材は布より硬い場合が多いので、指ぬきなどを使って手を保護し、けがをしないように気をつけてください。
そして糸の玉止めが足に触れて靴擦れができないよう、糸の始末にも気を配りましょう。

レースアップデザインのパンプスなら、ひもをリボンに変えてキュートさを加えたり、皮ひもにチェンジして高級感を出したり、素材を変えるだけで違った印象を引き出すことができます。
色遊びも楽しめますね。

ほかにも、染料や色つきワックスなどで、アッパーをお好みのカラーに変えることもできます。
本革のパンプスなら、「染めQ」というスプレー染料がおすすめです。
染めたくない部分をマスキングテープでしっかりマスキングすれば、ムラなくきれいに染めることができます。
色褪せを隠すこともできるので、くたびれた靴も鮮やかに生まれ変わります。

デザインはOKでも、足へのフィット感がいまいちな場合や、着地時のショックで足が痛む場合は、中敷きや保護テープなどをプラスして調節しましょう。
靴擦れ防止が期待できるかかとテープや、サイズが合わない靴のためのつま先クッション、低反発素材が使われているインソールなど、足をサポートしてくれるいろんなアイテムが売り出されています。
ツボ押しインソールで、歩きながら健康を目指すのもいいですね。
100円ショップにもたくさん置いてありますので、せっかく買ったパンプスを活躍させるためにも、ぜひ試してみてくださいね。

そんな小手先のアレンジでは物足りない！という人は、パンプスを一から自作してみるという手もあります。
靴工房などでは、靴作り体験をさせてくれるところがあるのです。
「ぜひ作ってみたい！」という方は、「靴作り体験」「靴作り教室」などのワードで検索してみてください。
意外とたくさんの施設がヒットします。
作れる靴のタイプや、料金もマチマチなので、充分に問い合わせてから予約することをおすすめします。
興味が湧いた方は、ぜひともオンリーワンの靴作りにチャレンジしてみてくださいね。
靴ってこんなふうに作られているのか、と新鮮な驚きに出逢えますよ。

ステキなパンプスを履くだけで、全身のコーディネイトの印象がランクアップします。
オリジナルなパンプスで、自分だけのおしゃれを楽しんでくださいね！