日差しを受けた緑がきらめいて、もうすっかりサンダルの季節ですね。
サンダルはパンプスよりもアッパーの面積が狭いものが多く、中には歩きにくいものがあるため、選ぶのに慎重になる人も多いでしょう。
そんなときは、ウェッジソールをチョイスしてみましょう。かかとのほうからつま先のほうの靴底がつながった形のウェッジソールは、安定感もバツグンで歩きやすく、おまけに足長美脚効果をアップしてくれます。
でも、ひとくちにウェッジソールサンダルといっても、その種類はさまざま。
そこで、どんなウェッジサンダルがこの夏アツイのか、じっくり検証していきましょう。
まずは夏らしい素材のエスパドリーユ。ずっと流行が続いていますよね。
スペインの農場ではたらく女性たちの間から生まれたエスパドリーユは、その履き心地とジュート麻のナチュラルな雰囲気で、世界中の女性の支持を集めています。これを履くだけでさわやかなリゾート気分を演出できるので、トータルコーディネートが新鮮に映ります。
今年大注目なレースアップサンダルにも、ウェッジソールのものがたくさん出ていますよ。アッパーのレースアップは華奢でヌーディに、ソールはウェッジでシッカリ、というのが今年風です。
トレンドなデザインも、ウェッジソールで歩きやすさをプラスしましょう。
また、ウェッジソールサンダルといえば、大注目のプラットフォームサンダルも忘れてはいけません。ソール全体が厚い仕様のプラットフォーム型も、ウェッジソールといえるでしょう。
厚底のプラットフォーム型は、なんといっても最強の足長美脚効果で、履くだけでスタイルアップが叶います。カジュアルにもコケティッシュにも、幅広いファッションに役立ちますよ。
キュートさを出すなら、Tストラップにウェッジソールを合わせたものがいいでしょう。少女のような可憐なイメージで、足元を飾ります。
Tの部分にキラキラのビジューをあしらったものや、ラインストーン、花を並べたものが人気です。これなら足元がパッと華やぎますよね。
涼しげな魅力のトングサンダルも、ウェッジソールが似合います。ヒールだけが高いソールだと足が前すべりして親指と人差し指の間が痛くなるトングサンダルは、全体が高いウェッジソールがおすすめです。足への負担を軽減してくれるでしょう。足を包む面積が狭いトングだからこそ、ウェッジソールの安定感がものをいうのですね。
また、タウンで履くビーチサンダルが依然人気ですが、ウェッジソールのものはストームがしっかりあるものが多いので、足が汚れにくいのが特長です。スタイルアップ効果を狙いながら、歩きやすさもゲットしましょう。
サボもウェッジソールがピッタリです。サボ特有のゴツさをガッシリウェッジで支えましょう。かかとのサポートがないサボは、重心がブレにくいウェッジソールが頼りになります。
やはりかかとおさえの無い上品な印象のミュールは、どうしても足がグラつきやすいのですが、ウェッジソールのものなら着地時にも安定感があり、足運びがラクになります。アッパー面積が狭いものは、特にウェッジタイプのものをチョイスしましょう。
まだまだ根強い人気のグラディエーターが、毎夏ごとに進化を遂げています。そしてグラディエーターといったらウェッジソールが定番ですよね。コルクやジュートのウェッジソールで、この夏もクールにいきましょう。
また、ネイティブアメリカンを思わせるモカシン風のサンダルもステキです。ソールはもちろんウェッジでOK。
ウェッジソールにはフリンジや皮リボンもしっくりマッチします。
バラエティに富んだウェッジソールのサンダルは、おしゃれ感と歩きやすさを同時に手に入れることができる、マストなアイテムです。
さあ、安定した履き心地のウェッジソールサンダルで、この夏はドンドン出かけましょう!