ヒールのあるパンプスを長時間履いていると、指先や、甲、足の裏がジンジン痛い…そんな経験ありませんか?
パンプスに慣れていない人に起こりやすい症状ですが、脚の形に合っていないパンプスだと履きなれている人でも起こる可能性があります。
パンプスを履くと痛い、でも履かないわけにはいかないという人のために、
痛さを軽減するための対処方法をお教えします。
目次
指先が痛い人必見!厚めのインソールを入れてみましょう
指先がジンジンする、指の間の皮がむける、パンプスを脱いだ時に指が山を描いたように曲がっている…
こんな人は、パンプスの中で足が前すべりしてしまっている可能性が高いです。
足が前すべりする原因は、足の裏が薄いから。
標準的なパンプスの厚み(スペース)に対して、足の裏が薄いので、パンプスにフィットせずに足が前方に動いてしまうのです。
その結果、本来あるべき場所に指先がおさまらず、つま先部分に圧迫されて足に痛みを感じるようになります。
指先が痛いという人は、パンプスの内側に厚めのインソールを入れましょう。
パンプスと足との隙間が大きいようならフルインソール、そこまで隙間が大きくないという場合はハーフインソールがオススメです。
足とパンプスの隙間を埋めてあげれば、足が前に滑らず、指にかかる負担を大幅に減らすことが出来ますよ。
足の裏全体がジンジンする!ラバーソールで衝撃吸収してみよう
長時間歩くという人や、立ち仕事をしているだけで足の裏全体がジンジンしてきて立っているのもつらいという人がいます。
足の裏全体が痛いと感じるのは、衝撃がダイレクトに伝わってしまっているから。
おそらく、パンプスのアウトソールは硬くて、手で力を加えても曲がらないようなデザインのものを履いている人が多いのではないでしょうか。
オススメなのは、靴裏にラバーを貼り付けること。
厚みのあるラバー素材なら、歩いた時の衝撃を吸収してくれるので、足の裏にかかる負担を少なくすることが可能です。
ラバーソールは100円均一やホームセンターでも手に入りますが、綺麗な仕上がりを期待するのなら靴専門店に依頼するのが無難です。
靴のかかと部分が赤くなる!ジェルインソールで対処しよう
靴のかかと部分が擦れて赤くなる、歩いているとパンプスが脱げそうになるという人は、パンプスのサイズが大きすぎる可能性があります。
サイズ調整の方法は様々ですが、一番簡単なのがジェルタイプの滑りにくいインソールを装着すること。
パンプスの甲部分にあまりゆとりがない場合は、できる限り薄いタイプのハーフインソールを入れるようにしてください。
サラサラした素材のものだと滑ってしまって効果が薄いので、滑りにくいジェル素材を使うのがポイントです。
かかとが痛い!姿勢を見直してみる
かかと部分が痛い場合は、重心が後ろにかかりすぎている可能性があります。
鏡で姿勢をチェックしてみてください。
背中がそり過ぎているということはありませんか?
背中がそっていると、本来あるべき場所に重心がかからず、不自然な姿勢になって体全体に負担をかけてしまいます。
かかとがどうしても痛いという場合は、しばらくは足を休めてあげるのが一番。
それが出来ない場合には、応急処置としてかかと部分にジェルパッドを入れたり、低反発のフルインソールを入れて対処しましょう。
立体インソールになったものなら、正しい姿勢やバランスを保つのにも役立ちますよ。
おわりに
パンプスが痛いと立っているだけでも苦痛ですよね。その場で脱ぎたくなるけれど、そうもいきません。
痛くなると事前に分かっているのであれば、今回ご紹介した対処方法を事前に試してくださいね!