パンプスを履いた時に、中指の先が当たって痛い時がありませんか?
小指や親指など、端の指が痛いのなら絆創膏でカバーすることも出来ますが、中指が痛いと対処方法に困ってしまいますよね。
中指が痛い原因と、辛い痛みを抑える方法をお教えします。
目次
・中指が痛い原因は「パンプスの形」が合っていないから
パンプスのつま先部分の形が、自分の足の指のカーブに合っていないと、中指が痛くなります。
中指の長さに対して、靴のつま先部分のスペースが狭いのです。
もしくは、脚を入れた時はピッタリでも、歩いているうちに足が前に滑ってしまって、中指を圧迫している可能性もあります。
試着した時は痛みがなかったのに、長時間履いていたら痛くなったという人は、前すべりが原因だと思っていいでしょう。
ただし、パンプスの形を変えるのは難しいので、中指の痛みを軽減するアイテムを使うか、足の前すべりを防いで対処してあげる必要があります。
・中指の痛みを押さえるコツ2つ
靴専門店や通販サイトで手に入るアイテムを使用した、中指の痛みを押さえる方法を2つご紹介します。
1.中指の痛みを一時的に抑えるアイテム
メディカルテープを足の中指に巻きつけてみましょう。
太目のタイプだともたついてしまうので、なるべく細めのタイプで、かつ伸縮性のあるものを選ぶのがポイントです。
足の指は汗をかきやすいので、通気性のいい素材を選ぶといいでしょう。
テープを巻きつけておくことで中指とパンプスが擦れる面積が小さくなり、痛みを感じにくくなります。
中指は、他の指と比べると痛みを感じやすいという特徴があります。これは、痛みを感じる神経が中指を通っているから。
テープを巻きつけることで神経に衝撃が生きにくくなるので、ずいぶん楽になるはずです。
2.ジェルインソールで前すべり予防
足のつま先部分に入れる、ハーフタイプのジェルインソールをパンプスに装着する方法です。
全面でもいいのですが、全面だと靴全体に圧迫感が出てしまうことや、
パンプスを脱いだ時に汚れが目立ちやすいというデメリットがあるので、見えにくい部分に装着出来るハーフタイプがおすすめです。
つま先部分がジェル素材と密着することで、歩いている間に前すべりするのを防ぐ効果があります。
歩いているうちに中指がつま先にあたってしまうのを防ぐ方法なので、最初にパンプスを履いた時点で中指が痛い場合には、この方法は使えません。
この場合は明らかにパンプスの形が合っていないということなので、アイテムで対処するのは正直おすすめできません。
中指が曲がって変形してしまう危険性があるからです。
履いた時には中指が痛くないけれど、時間がたつにつれて痛くなるという場合に限り、インソールを使った対策を試してみるようにしてください。
サラサラのタイプではなくて、密着度の高いジェル素材を選ぶのがポイントですよ!
・パンプス選びのコツ
手持ちのパンプスの形は変えようがありませんが、新品を買う時には、中指を圧迫しないパンプスを選ぶといいでしょう。
パンプスのつま先部分には、さまざまな形があります。
海外ドラマでよく見かける、セクシーでお洒落な女性が履いているのが「ポインテッドトゥ」と呼ばれるもの。
つま先部分がツンととがっているのが特徴です。
フォーマルなシーンや結婚式のパンプスなどに多いのが、ポインテッドトゥよりももう少し曲線が柔らかい「アーモンドトゥ」。
アーモンドの形のように、やさしくつま先がシェイプされているのが特徴です。
この2つのパンプスの形は、中指を圧迫しない形なので、中指が長い人におすすめです!
逆に、ラウンドトゥやスクエアトゥは中指を圧迫してしまう恐れがあるので注意しましょう。