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「防水」と「はっ水」の違いと、互いのメリット・デメリットを解説!!

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※5月5日配信メルマガのアーカイブです。

「防水」と「はっ水」の違いとは?

おはようございます!
kilakilaスタッフのクマです。

5月に入り気温も初夏らしくなってきましたが、そろそろ梅雨の季節がやってきます。

雨の日といえば、レインシューズが必要な場面も出てきますが、皆さんはレインシューズの詳細に書かれてある「防水」と「はっ水」の違いをご存知ですか?

防水とはっ水の違いは、水を「防ぐ」か「弾く」かという点です。

防水は水の侵入を「防ぐ」ことができるもので、はっ水はコーティングで水を「弾く」加工のことを指します。

なので、はっ水の場合小粒や高水圧の水だと染み込んでしまったり、コーティングが劣化などで取れてしまうと使い物にならなくなってしまいます。

風雨を防ぐ力としては 防水>はっ水 と言えるでしょう。

しかし、一概にはっ水は防水に劣るとは言えません!

それぞれにメリット・デメリットがありますので、 今回はそれを解説していきたいと思います♪

ぜひお買い物の参考にしてくださいネ。

「防水」の仕組みとメリット・デメリット

防水加工は始めに書いた通り「水の侵入を防ぐ」加工です。

ビニルやゴム(ラバー)製のものが多いですが、せんい系の生地にゴムや樹脂を塗り込んで防水としている商品もあります。

メリット

水をほぼ完璧に防ぐことができるので、土砂降りなどのきつい雨の日でも安心して履くことができます。

また、生地自体に防水機能がありますので、水に濡れるほど機能が落ちてくる…ということがありません。

つまり、汚れてしまっても気軽に水で洗うことができるので、清潔に保つことができます。

デメリット

水の侵入を防ぐということは、内側からの水や蒸気も排出されにくいということです。

はっ水加工のものと比べムレやすくなってしまいます。

また、劣化で生地が割れたり傷がつくなどで穴が開くと、当然防水効果が無くなります。

摩耗などに気をつける必要があります。

「はっ水」の仕組みとメリット・デメリット

はっ水は「水を弾く」加工のことです。
樹脂材で生地表面に凹凸をつけて水を弾くようにしています。

メリット

せんい系生地に はっ水加工を施しているだけなので、布目の隙間が存在します。

防水と比べ通気性に優れており、汗などによるムレを気にすることなく歩くことができます。

また、はっ水機能が落ちてきても市販のはっ水スプレーを塗布することで、機能を維持することができます。

デメリット

生地表面を加工しているだけなので、雨に当たり続けるとコーティングが剥がれ水が染み込んでしまいます。

さらに、耐水圧性の低さも問題です。

耐水圧とは「染み込もうとする水を防ぐ力」の事で、その生地がどれくらいの水圧に耐えられるかを表します。

はっ水は一見すると水をすぐに弾きますが、手で抑えたりするだけで簡単に染み込むことがあります。

もちろん、商品によっては耐水圧の高いものもありますが、基本的には防水製品より性能が落ちてしまいます。

最後に

まとめますと…

  • 「防水」と「はっ水」の違いは水を「防ぐ」か「弾く」か。
  • 「防水」は水の侵入を防ぐことができるが通気性が悪くムレやすい。
  • 「はっ水」は通気性がよく快適だが、劣化や強い勢いで水に当たると染みてしまう。

…ということでした!

ぜひレインシューズを選ぶ際の参考にしてみてください♪

以上、クマでした!

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