※7月21日配信メルマガのアーカイブです。
「コンフォートシューズ」の特徴とは?
おはようございます!
スタッフのクマです。
「コンフォートシューズ」という言葉をよく耳にしますが、みなさんはどんなイメージを持っていますか?
- ヒールが低い
- 紐やゴムなどで調整できる
- 歩きやすい
などプラスのイメージから
- ダサい
- ボテッとしていて野暮ったい
というマイナスのイメージまで人によって様々だと思います。
「コンフォート(comfort)」は、苦痛がなく快適・楽という意味があります。
つまり、コンフォートシューズは足の健康のために考えられた、足に優しい快適な靴ということになります。
それゆえにヒールが低く、指の可動範囲を広げるため丸いつま先のものが多く、華奢・華麗なデザインとは言えません。
「ダサい」「ボテッとして野暮ったい」
というマイナスイメージは、そこから来ているのだと思います。
ただ、このデザインだからこそ楽しめるコーディネートがあったり、何より足に優しい!という所がポイントです。
今回はコンフォートシューズの特徴について解説していきたいと思います♪
コンフォートシューズの特徴とは?
よく、朝と夕方では足のサイズが変わると言われますよね。
重力や疲労によって足がむくんできてサイズが変わってしまうんですよね。
なので、靴はその伸び縮みに対してつま先に捨て寸(ゆとりのスペース)が必要です。
捨て寸はむくみによる足の変形だけでなく、歩行中の足の変形の対策でもあります。
捨て寸のある靴は、地面をスムーズに蹴ることができ、捨て寸の有無は歩きやすさと密接に関わっています。
つま先が尖ったデザインは、捨て寸に幅がないため足先の両端にステレスを与えてしまい疲れやすくなってしまいます。
一方、コンフォートシューズは足の指全体にこの捨て寸があり、のびのびとした状態でいられるのです。
コンフォートシューズのもう一つの特徴がソールの高さと仕組みです。
コンフォートシューズのソールは低いイメージがありますが、決してソールが薄いというわけではありません。
ソールが薄いシューズは、硬い地面の衝撃を直接足に伝わってしまい、足…とくにヒザに負担を与えてしまいます。
その結果、歩きにくくて疲れやすくなりがち。
コンフォートシューズのソールは、衝撃を吸収して足や膝への負担を軽くしてくれる工夫が施されています。
メーカーによってソールの構造や素材にこだわり医学的視点から研究開発をしているところもあります。
外側のソールだけでなく、インソールにもメーカーごとの特徴があります。
人の足の裏は複雑な形状をしています。
これは、立ったり歩いたり、走ったり飛んだりとあらゆる場面に適応しているからです。
ということは、インソールもそれに合わせられる形状が快適だということになります。
土踏まずの盛り上がりや柔らかい素材、足の体重移動をサポートするクッション性……
これらによる自然なフィット感で、関節や靭帯の負担を軽減するなど重要な役割をインソールは果たしています。
最近だとコンフォートシューズと言っても、季節やシチュエーションに応じて多種多様です。
夏にはコンフォートサンダルという選択もできます。
通気性がよく指の自由がきくので、外反母趾などの人にはありがたいサンダルです。
さいごに
足の健康は、歩行や姿勢に影響するのでとても大切なことです。
コンフォートシューズをカジュアルコーデに上手く取り入れたり、オフィスや仕事場では歩きやすく履きやすいコンフォートタイプを選んでみてはいかがでしょう?