女性にとって「パンプス」は、足をきれいに魅せたりファッション全体をオシャレにしてくれたりと欠かせない靴ですよね。
しかしその一方、長時間履いていると「靴ずれ」をおこしたり「痛み」がでてきたり。買った時は足にぴったりフィットしたのに、いざ家に帰ってはいてみたら失敗だったなんていったケースも少なくありません。あなたは正しいパンプス選び、できていますか?自分に合ったパンプスを買うには、まず自分の正しい足のサイズを知ることが大切なようです。
・まずは正しい自分の足のサイズを知ろう
自分の本当の足のサイズ、知っていますか?「大丈夫、私はずっと23センチ」と言う人でも、足の計測器を使うと実際は「23.5センチだった」なんていうこともあります。
実はあまり知られていませんが、足のサイズって大人になってからも変わるのです。年齢を重ねるにつれ、職業柄立ちっぱなしの人は足の幅が広くなったり、出産を機に体重が増えた人は足のサイズが1センチ大きくなったりと、生活習慣や体重の増減によって足のサイズはいとも簡単に変わってしまうのです。
最近では「足のサイズ計測します」といった靴屋さんも増えており、そうした所へいくと精密な機械でしっかりと足のサイズを計測してくれます。そこに訪れた多くの人が「予想と違った」足のサイズを知ると言います。デパートなどでも簡易的に足のサイズを計ってくれる場所はあるので、まずは自分の正しい足のサイズを調べてみましょう。
・なるべくストラップがついたパンプスを選ぶ
最近のパンプスは、ストラップがなくてつま先だけでひっかけて歩くタイプの靴が流行っています。その方が足先の肌を露出し、どのファッションにも「女性らしさ」を演出することができるからです。
しかしこのつま先だけに引っ掛けて歩くタイプのパンプス、とても脱げやすく足に大きな負担が掛かっているのです。つま先やかかとがフィットしたパンプスであっても、中央部分の固定が弱いと歩く際に足は前方に滑ってしまいます。またヒールの高いパンプスほど足が前方に滑りやすく、時間が経過する毎に指先に負担がかかり、指先や爪の部分に痛みを生じてしまうのです。こうしたことからなるべくストラップの付いたパンプスを選ぶようにしましょう。また最近ではストラップが取り外し可能なパンプスも売れています。どうしてもオシャレでストラップがないタイプのパンプスを履きたいときはストラップを外し、普段は取り付けて履くなど、足に負担のかからないような履き方をしましょう。
・かたい場所を歩き、つま先立ちをしてみる
パンプスを購入するとき、お店の中のふかふかな「絨毯」の上を歩いて自分の足に合っているか確認する人が多いようです。しかし実際に購入して歩く場所は「硬いアスファルト」が最も多く、絨毯のような柔らかい場所の上をあるくことはしません。
そこで大切なのは、かたい床の上でも履いて歩いてみること。なるべく「1分」はかたい床の上をあるき、足のどこかに違和感を感じたり、すれてしまう場所がないかチェックしてみましょう。店員さんがそばにいるとやりずらさも感じるかもしれませんが、自分に合ったパンプスを選ぶ上では大切な工程です。
またあまり知られていないのが、試着の時に「つま先立ち」をしてみること。このときにパンプスのかかとが「パカッ」と外れてしまったら、そのパンプスは自分にとって「大きすぎる」と考えて良いでしょう。多くの人がパンプス購入時に痛みが出ないよう、つい「大き目サイズ」を選んでしまうです。しかし大きい足に合わないサイズのパンプスは「外反母趾や内反小趾」を引き起こしてしまうこともあるのです。つま先立ちをしてかかとがフィットしている、またパンプスも柔らかく足にフィットしているようなら合格です。