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「パンプス×スニーカー」のいいとこ取り!コンフォートシューズって?

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コンフォートシューズってよく耳にしますが、どんなイメージをお持ちですか?
●ヒールが低い。
●紐やゴムなどで調整できる。
●スニーカーのラグジュアリーなタイプ。
●おばさんの靴。
●歩きやすい。
人によってネガティブなイメージとポジティブなイメージに分かれそうです。
コンフォートとは、快適さという意味があり、コンフォートシューズとは足の健康のために考えられたシューズの事です。
それゆえに、ヒールのような華奢なイメージはありません。

コンフォートシューズが注目され始めたのは、女性に多い外反母趾などの靴による、足のトラブルです。
足の骨は側面から見ると、アーチ形になっています。
だから座っているときや眠っているときは、体重がかからないぶんアーチが曲がっていて、サイズが小さくなります。
逆に立っているとき歩いているときは体重がかかるので、アーチは伸びてサイズは大きくなります。

どんな靴なら疲れにくいの?

よく、朝と夕方で足のサイズが違うとか言いますよね。
疲れによるむくみもそうですが、こうした理由で足自体が大きくなっているんです。

だから靴は本来、その伸びちじみに対してのゆとりしろ(捨て寸)が必要なのです。
捨て寸のある靴は、地面をスムーズに蹴ることが出来、歩きやすさにつながります。

つま先のとがったポインテッドトゥなどは、この捨て寸に幅がないため足先にストレスを与え疲れやすくなります。
一方、コンフォートシューズは足の指全体にこの捨て寸があり、常にのびのびとした状態でいられるのです。

コンフォートシューズのもう一つの特徴はソールの高さとしくみです。
ご存知のようにコンフォートシューズのソールは低いですが、けしてペタンコというわけではありません。

ソウル全体に1センチ~数センチの高さがあります。
ウエッジソールのように踵が5センチくらいあるものあります。

よくペタンコシューズを履きやすい靴と勘違いしていることがありますが、けしてそうではありません。
薄すぎるソールは、地面の硬い衝撃をダイレクトに受けやすく膝や足に大きな負担をもたらします。
その結果、歩きにくく疲れやすいという症状が出ます。

特に膝は、人によって痛みを感じて障害になることもありますので注意が必要です。
これに対してコンフォートのソールの高さは、衝撃を吸収して足や膝への負担を軽くします。
メーカーによっては、こだわりのソール構造を誇り医学的視点からソールの仕組みを研究して開発しているところもあります。
靴に使う「ローリング」という言葉をご存知でしょうか?

踵部分とつま先部分がカーブ形状に反りあがったもので、足が踏み出しやすく歩きやすい形状になっています。
この形状が適度に丸いと、安定感のある自然な歩行を足がしやすくなります。
また側面から見て反り返った形状のソールは、立っているときの姿勢を美しくしてくれますので、矯正効果も期待できます。

インソール

コンフォートのインソールは、メーカーごとに差が出る場所のひとつです。

私たち人の足の裏は、複雑な形状をしています。
これは、立っているとき歩くとき、走ったり飛んだりと、あらゆる場面に適応しているからです。
ということは、インソールもそれについてきてくれる形状が歩きやすいということになります。
土踏まずの盛り上がり形状。
柔らかくこだわりの素材。

足の体重移動をサポートするクッション性。
これらによる自然なフィット感で、関節や靭帯の負担を軽減するなどの重要な役割をインソールは果たしています。

今はコンフォートシューズといっても、季節やシチュエーションに応じて多種多様です。

夏にはコンフォートサンダルも、最近は人気ですよね。
通気性がよく指の自由がきくので、外反母趾などの人にはありがたいサンダルです。
またバックストラップのあるものは、さらに安定感があるのでよく歩く人や夏のアウトドアでも活躍してくれます。

デザインも昔に比べてかなりバリエーションが増えました。

マジックテープや紐で調整するスーニーカータイプは、ガンガン歩くときに頼りになります。
一見コンフォートに見えにくい、かわいらしいパンプスタイプは、コンフォートの機能性とパンプスの可憐さのいいところどりです。
長時間の街歩きには嬉しいですよね♪

足の健康は、一生大切です。
カジュアルなファッションに上手に取り入れたり
綺麗なヒールを軽快に履きこなすためにも、オフィスや仕事場では履きやすいコンフォートタイプを選ぶという選択肢もいかがでしょう。

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