ぴったりと思って試着して買った靴でも、体調やその日の足のむくみ方によってはブカブカになってしまう事もあります。
また、ネットショッピングなどで自分のサイズを選んだのに、デザインや縫製上で足に合わなかったと言うケースもありますね。
あるいは気に入って履いていたら、伸びてしまってサイズが合わなくなってきてしまったと言う人もいるかもしれません。
そんな靴のサイズトラブルは中敷き（インソール）で調整することができますよ！
大きさの合わない靴を無理して履かずに、ちょっとしたひと手間を掛けて足に優しく歩きやすい靴に調整しましょう。
先ず全体的にサイズ一回り大きい場合、極圧のインソールを一枚入れるのが手っ取り早い解決方法です。
インソールは厚いもので1cm程度のものが売り出されています。通信販売でも手に入れる事が出来ますが、
ちょっと買っても合うかどうか不安、と言う人は中くらいや薄めのインソールを買って試してみてください。
場合によっては二重に敷くことによって、足へのフィット感が高まる場合もありますよ。靴売り場ではインソールの試着をできる場合もあるので、積極的に試してみてください。
女性用のパンプスなどで、つま先部分だけが浮いてしまうことがあります。
そんな場合にはつま先に入れるクッションを使用することをお勧めします。
ソフトなクッションが先端の空洞部分を埋めて、足が前に詰まりすぎるのを防いでくれます。
つま先の痛みに困っている方にもこのクッションは効果がありますよ。
つま先だけでなく足先のゆとりを全体的に埋めたい場合は、土踏まずから先に入れるハーフインソールが最適です。
足の甲が薄くて靴が合いずらい、前に滑ってしまうと言う人に良いでしょう。
足幅を埋める事はできませんが、足が多く接する上下を埋めることで大分サイズ感が違って感じますよ。
パンプスを履くといつも前に滑ってしまって困ると言う人にも一度試していただきたいアイテムです。
一方踵部分に隙間ができて、大きさが合わない場合もあります。
踵部分の隙間は靴擦れや靴脱げの原因にもなるので、履き心地だけでなく見た目やマナーとしても調整しておきたい部分ですね。
踵が大きく隙間が空いてしまう場合は、つま先と同じようにクッションを靴の内側に張ることで大分調整することができます。
つま先部分と合わせてフォローしても良いですね。隙間が空くほどではないけれど、踵との擦れが気になると言う人にはテープで張るタイプの靴擦れ防止テープが丁度いいでしょう。
踵部分の厚さが足りない、と言う人には踵部分だけのハーフインソールももちろんあります。
自分の足と靴の踵の高さが合わなかったり、甲の部分のラインが合わない場合に使用するとフィット感を上げることができます。
歩くことが多く、踵から地面に強く足をつく傾向のある人にはクッション効果もあって足が疲れにくくなるメリットもあります。
長く履いてるうちに、パンプスの履き口が伸びて大きくなってしまったというケースもあります。
そう言った場合には、パンプスの履き口の裏に張るクッションを使うのがお勧めです。
足の甲との隙間を優しく埋めてくれて、靴との摩擦や食い込みから足を守ってくれます。
履き口が広くなって、足が前に滑りやすくなってしまっていた場合も、このクッションを入れればサイズが調整できるでしょう。
靴のデザインが多くありますが、それ以上に一人一人の足の形はまさに千差万別です。
自分の足にぴったりの靴を見つける方が実は難しいかもしれませんね。上手にインソールでセルフケアし、靴を調整して良い履き心地を実現させてください。
お気に入りの靴で色々なところにお出かけできると良いですね！
