パンプスの効果
ミニスカやショーパン、スリムジーンズなどをさらりとカッコ良く着こなすために、美脚効果の高いパンプスはヒールによる脚長効果を期待できます。
また、上品さがプラスされたきちんと感がアップするパンプスや、いろいろなコーディネートができるカジュアル感のあるパンプスもあります。
用途やファッションに合わせて自分らしいお洒落を楽しむために、色や形が様々なパンプスがありますので、幅広でも上手に選ぶなら、自分に合ったぴったりのパンプスを見つけることができます。
幅広に合うパンプスの形
基本的に、甲の部分が大きく開き、つま先やかかとが覆われているものをパンプスと呼びます。
つま先や側面が開いているか、かかとが覆われているか、靴底の厚さはどのくらいか、ベルトが付いているか、ベルトは足のどの部分に付いているかなどの違いがあります。
また、ひとつの特徴だけでなく、それぞれの特徴を二つか三つ組み合わせているパンプスもあります。
幅広のパンプスは、甲の開きが大きいものや、つま先が丸い物を選ぶことができます。
幅広に合うパンプスのヒール
木や皮もありますが、プラスチックが一般的なパンプスのヒールは、靴全体のデザインやイメージを決める重要な部分です。
非常に沢山のバリエーションがありますが、基本的な種類は7つあります。
ヒールはの高さが7㎝以上はハイヒール、3〜7㎝はミディアムヒール、3㎝以下はローヒール、2㎝はフラットヒールと言います。
先の尖ったものをピンヒール、木目のあるものをスタック調ヒール、なめらかに鋭くなっているものをウェッジソールと言います。
幅広のパンプスは、ヒールが低く尖っていない物を選ぶことができます。
幅広に合うパンプスの種類
飾りがなくシンプルなのが特徴のプレーンパンプスは、甲の履き口が丸くなっているフランス風の物や、ハート形になっているアメリカ風の物があります。
また、幅広でゆったりとした履き心地が特徴のコンフォートパンプスは、足への負担を軽減し歩行性を高めているものが多いです。
丸みをおびているつま先が特徴のラウンドトゥパンプスは、歩きやすく履きやすいパンプスです。
つま先が開いていて指先が見えるオープントゥパンプスは、夏によく使われますが、タイツと合わせるなら冬や春でも楽しめます。
側面が開き分割されているのが特徴のセパレーツパンプスは、緩やかなVの形の開きのある綺麗なラインの側面のものや、側面がほとんどなく足首の下にベルトを付けているものがあります。
甲の部分にベルトが付いているのが特徴のメリージェーンパンプスは、細いベルトと太いベルトがあり、付けるベルトによって足首が細く見えます。
足首を囲むベルトやストラップが付いていて、足の甲の見える部分が大きいのが特徴のアンクルストラップパンプスは、大人っぽくクラッシックな雰囲気になり、足首が細く見える効果を期待できます。
前から見て足首のベルト部分がTに見えるのが特徴のTストラップパンプスは、デザイン性を重視している細いベルトで高いヒールの物より、歩きやすさを重視している厚めのベルトで低いヒールの物が、幅広に合います。
スリングバックパンプス、またはオープンバックパンプスは、靴が脱げないように足首の後ろにベルトがあり、後ろが開いているのが特徴です。
前方のつま先に厚みがある厚底が特徴のプラットフォームパンプスは、高いヒールでも安定感があるため、幅広でも歩きやすく脚長効果もあります。
黒のエナメルでリボンが付いているのが特徴のオペラパンプスは、甲の部分が大きく開いているので、幅広でも歩きやすいでしょう。
観劇やパーティなどフォーマルな装いに使われます。ウェッジソールパンプスは、横から見るとかかとの部分がくさび(ウェッジ)の形をしていて、
底面が平らでつま先からかかとに向かって厚みが増す船底形のヒールが特徴です。ヒールが靴の本体と一体になっています。
幅広に合わないパンプス
細く尖ったつま先が特徴のポインテッドトゥパンプスは、しなやかでキリッとした格好良さがありますが、幅広には難しいでしょう。
幅広に対応する店
幅広でも楽しめるパンプスが、意外に多いことに驚かれるかもしれません。自分で選ぶことが難しければ、幅広の悩みに応える靴作りをしているブランドがありますので、オーダーメイドをすることもできます。また、靴屋さんにいる専門知識を持っているフィッターさんからのアドバイスを、参考にすることもできます。