パンプスのヒールって、どんなに気を使っていてもうっかり傷がついちゃうことありますよね。
うっかりついてしまった傷とはいえ、ヒール部分に出来てしまった傷は意外と目立ってしまいます。
それが素敵なパンプスであればあるほど、他の人からの視線も集まるので簡単な修理方法を覚えておくと安心です。
■まずは消しゴムでこすってみる!
傷だと思っていても、汚れだったということも。
まずは綺麗な消しゴムで傷部分を優しくこすってみましょう。
汚れの場合は、消しゴムでこするだけで十分綺麗になります。
ただし、汚れた部分でこすってしまうと消しゴムの汚れがヒールに付着してしまうこともあるので、綺麗な綿を使うようにしてください。
普通の消しゴムでももちろんOKですが、練り消しなどやわらかめのものの方が汚れを取りやすいです。
練り消しゴムは文具店や100円均一で手に入ります。
■革製のパンプスなら靴墨!ワックス革製のパンプスに出来てしまった擦り傷
パンプスの色に近い靴墨やワックスを使って隠すのがオススメ。
靴専門店や通販サイトで手に入る「カラーリペア」が手頃で便利です。
カラーリペアというのは、ツヤ革専用の補色クリームのこと。
靴に出来てしまった色むらや傷をカバーするアイテムです。
カラーバリエーションが豊富なので、ぴったりの色合いが見つかるはず。
どうしても合う色がなければ、2色を混ぜて使用するという方法もあります。
濃い色の場合は比較的簡単に補修できますが、薄い色の場合にはムラになりやすいので、少量ずつ試しながら補修するように気を付けましょう。
■究極の簡単補修!マジック
黒パンプスのヒール部分をうっかりひっかけてしまって、黒色が剥げてしまうということは多いですね。
そんな時に便利なのが黒色の油性マジック。文具店でよく見かける名前ペンや、マッキーなんかでOKです。
細目のものの方が使いやすいですよ。
傷ができた部分を塗るだけの、究極に簡単な補修方法です。
ただし、傷の面積が大きい場合は不自然な仕上がりになってしまうので、傷の面積が小さい場合にのみ試すようにしてください。
また、スエードなどの起毛素材だと補修痕が目立ってしまうので、黒色のエナメル素材など合皮素材の時にのみ使える手軽な方法だと思ってください。
■新しいパンプスを傷から守る!
ヒール部分に出来てしまった傷は自宅でも手軽になおすことはできますが、それよりもまず、傷を防ぐことから始めてみましょう。
新しいパンプスを買ったら実践してみてほしいのが、ヒール部分を保護するシールを貼ること。通販などで手に入ります。
ヒール部分に張り付ける透明なフィルムなので、買ったばかりの状態で使うのがオススメ!
フィルムを貼っておけば、うっかりヒール部分をひっかけてしまってもフィルムがめくれるだけでヒール部分は無傷。
大切なパンプスを長く愛用することができますよ。
また、プロテクトシールで保護するのはもちろんのこと、気を付けたいのが歩き方。
正しい歩き方として言われることの多い、かかとから着地する歩き方ですが、これはヒールを履いている時は非推奨です。
細いヒール部分に体の体重が一気にかかってしまうので、ヒールの底部分が減りやすくなります。
また、足の裏も疲れやすくなるので要注意。
歩き方で意識するといいのは、太もも全体を使って歩くことです。
足の付け根から、前にスッスッと心持ち早めに足を前に出すようにするだけで、自然な歩き方になります。
■おわりに
お気に入りのパンプスのヒールは綺麗なまま使いたいですよね。
傷の予防方法、歩き方を身につけて、うっかり傷がついた時には自宅で簡単に補修してみるようにしてください。
足元まで気を使える女性は素敵ですよ!