足元が綺麗に見えるパンプスは、スタイルをよく見せファッションも決まります。
女性の大切なマストアイテムのひとつですよね。
そんなパンプスに対して誰もが感じることは、いいことだけではありません。
そう!足の痛みや疲れです。
どうしてもヒールのあるパンプスを履くと、足が痛くなったり疲れやすくなる方も多いと思います。
今回は、そんなパンプスの痛みを軽減する方法についてお話します。
まずは自分の足を知りましょう!
つま先には、大きく3つのタイプがあります。
・スクエア型:指の長さが同じで、ほぼ水平に並び甲が平らな足。
・ギリシャ型:親指よりもひとさし指が長い足。
・エジプト型:親指が1番長い足。
の3タイプです。
このように足と言っても形が違うものですから、同じ形状のパンプスでは痛みや不具合が出るのも当然ですよね。
とうことで、足が痛くならない方法その1としては、足の形に合ったパンプスを選ぶという事です。
具体的に説明しますと
・スクエア型:足の甲を押さえつけない柔らかな素材で、幅広タイプのパンプスがオススメです。
・ギリシャ型:人差し指が靴に当たることで痛みが出るため、先細りタイプのポインテッドトゥタイプのパンプスがオススメです。
・エジプト型:幅広いつま先だと足すべりが起こりやすくなるので、ひとさし指と中指を先端としつつもなだらかなカーブタイプのラウンドトゥのパンプスがオススメです。
以上のように足が痛くならない方法の基本は自分の足に合った靴を選ぶといことですが、それでも痛くなる場合はどうしたらいいのでしょうか?
ここからは、パンプスを履いていて足が痛くなった場合の対処法についてお話します。
実際の対処法
つま先が痛くなる場合のインソール
やはり先端に荷重のかかるパンプスで、つま先部分は痛くなりがちです。
対処法としてはインソールが有効ですが、選ぶインソールによっては逆につま先部分を上下で圧迫してしまいます。
理想を言うのなら、パンプスを買う時点でインソールぶんの余裕を見ておくのがベストです。
ただ、そういうわけにいかない場合のインソール選びは安易につま先部分の靴底を厚くするものを選ぶのではなく、土踏まずもサポートしてくれるものを選びます。
ヒールのあるパンプスは、つま先にかかる負担の他に土踏まずの隙間が大きくなることによって歩きにくく、痛みを感じることもあります。
土踏まずや足裏形状に合ったインソールは、足を包み込み足裏の全体への負担を軽減してくれます。
結果、つま先への荷重も減ることになります。
先端が先細りすぎて痛みが出る場合
形状的な問題で圧迫を感じ痛みが生じる場合は、靴の修理店などで部分的な幅だしをしてもらえます。
特に本革のパンプスにおススメです。
ただし前滑りを起こしている場合は、この方法は逆効果です。
前すべりで痛みを感じる場合
パンプスの中で足が安定せず痛みを感じるとき、うかつに詰め物をするのはおススメしません。
かえって圧迫感やストレスなどを感じることになります。
前すべりの対策としてはハーフインソールがオススメです。
指の下部分まで敷いて痛みが出る場合は、指の後ろから装着するようにします。
また自分の足に合うよう、指先部分を切り取ってもいいでしょう。
夕方、足がむくんで来たりしたときは取り外しなどの臨機応変な対処をしましょう。
甲が薄い場合
パンプスでもつま先が甲の上部分まであるデザインの場合、甲が薄くて前すべりが生じることもあります。
このような時はシュータンパッドなどを使うとよいでしょう。
靴の裏側の甲の部分に貼り付けるパットで、靴と甲の隙間を埋め前すべりを防ぎ歩きやすくします。
最近はパンプスを少しでも楽に履くためのグッズが数多く出ています。
シリコンや低反発などの技術も進んでいます。
昔なら痛くてはけなかったパンプスでも、工夫次第でかなり楽に履けるかもしれません。
自分の足に合ったパンプスを買うことは基本ですが、今履いている靴、新しく履き始めた靴などの痛みのトラブル時には一度試してみてくださいね。