入園式や入学式、ちょっとしたパーティや食事会など、あらたまった席に参加するときに気を付けたいのが服装。
洋服はとっておきのものを持っていても、靴は普段のもので応用しているという人は多いのではないでしょうか。
その足元、意外と他人からは見られているかもしれませんよ!洋服がばっちり決まっていても、足元が間違っていれば、印象は大幅ダウン。
今回はフォーマルな場面で気を付けたいパンプス選びのポイントをご紹介します。
■一番気を付けたい!ブラックフォーマルパンプス選び
フォーマルなシーンの中でも、とくに失礼のないようにしたいのがブラックフォーマルパンプス選び。
黒色ならどんな素材のものでもいいと思っていませんか?ピカピカラメ素材のものや光沢感バッチリのエナメル素材なんてもってのほか。
参列者の人が不愉快な気分になってしまうことも。清潔、厳粛な気持ちでお見送りするためにパンプス選びには注意しましょう。
ブラックフォーマルでは、布製の靴が基本です。
革製の方が履き心地がいいから、高級だからいいと思ったら大恥をかくことに。
革製のものは、殺生をイメージさせるので避けましょう。このような気遣いができるかどうかというのも、女性の品格や知性が問われます。
最近は厳しく言われることも少なくなってきてはいますが、格式高いお家柄の人や、年配の人は布製ではない場合に厳しい目で見ることも。
若い世代の人も、布製が基本ということを知っておくと安心です。
長時間立ちっぱなりになることも多いので、インソールにクッション性のあるものを選ぶといいでしょう。
見た目よりも、長時間履いていて快適かどうかが重要です。また、ヒールは細すぎず、高すぎず、見た目にも清潔感の漂うものを選ぶように心がけましょう。
■学生必見!就活用のパンプス選び
面接では個性を出すようにと言われる就職活動。周りと差をつけて自分をアピールするのはとても大切なことなのですが、服装にはルールがあります。
一部の職種を除いては、個性ある服装は避けて清潔感のある装いが求められますので、それに合ったパンプスを選びましょう。
基本的に、靴専門店に置いてあるリクルート用のパンプスなら用途に適したものがセレクトされています。
女性の場合は、全くヒールがないものよりは、3cm程度ヒールがあるものを選びましょう。
3cm程度のヒールなら長時間の移動も苦にならず、かつ見た目の綺麗さも保てます。
光沢感の強すぎない、首長の少ないデザインがおすすめです。
小さなリボン程度ならいいですが、ピカピカバックルがついたものや、全体がエナメルで光っているようなものはスーツにも合いません。
どんなものを選べばいいか迷ったらお店の人や家族に相談してみるのもいいでしょう。
■結婚式でのパンプス選び
結婚式に呼ばれたときは、ぜひとも当日のドレッシーに合ったパンプスで合わせたいところ。
この時に気を付けるべきポイントは、露出です。フォーマルな場面では、しっかり足全体を覆うのが基本。
オープントゥタイプのものではなく、つま先までしっかり隠れるパンプスを選びましょう。
サンダルなんてもってのほかです。また、この時に合わせるストッキングは、シンプルなものを。
網タイツなどはフォーマルな場所にはふさわしくありません。
主役は花嫁と花婿であることを意識して、少し控えめくらいのファッション、パンプスの方が好感度が持たれます。
この時のパンプスですが、スタイルアップを狙うなら、3cm以上のヒール高さのものに挑戦してみましょう。
ふくらはぎの部分がぐっとシェイプされて見えるので、足全体のラインがきれいになるばかりか全身のバランスもよく見えます。
ヒール部分が細いものは安定感に欠けますが、エレガントさが増すので結婚式ではおすすめですよ。