パンプスって、足が痛いっていう女性が多いですね。一口に足が痛いといっても、痛い場所や原因は様々。例えば、かかと部分の靴擦れが痛いという場合は、足の長さのサイズが合っていないことが多いです。カパカパと大きなパンプスのかかとが擦れていたい場合や、小さすぎて圧迫されて痛い場合も。それらは専用パッドや絆創膏でカバーできるのでまだいいのですが、足の小指が痛いということ、ありませんか?足の小指が痛い場合には、パンプス選びを見直してみましょう。足に合ったパンプス選びができれば、小指の痛みからも解放されますよ。
■足の形は人それぞれ
足が痛いのは、安いパンプスだからとか、高いパンプスなら痛くないのになんていう声を聞くこともあります。たしかに、安価なパンプスは伸縮性のない素材を使っているものが多いので、足が痛くなりやすいです。しかし、伸縮性がある素材を使った高級パンプスも、サイズが合わなければ足が痛くなる可能性は大いにあります。それは、足の形がみんな一緒ではないからです。
良く聞く足のトラブルだと、外反母趾というものがありますね。親指が、人差し指に向かって変形してしまうものです。もしあなたが外反母趾なのだとしたら、パンプスを選ぶときには不さんのサイズより1つ上のものを買うことをおすすめします。外反母趾の場合、親指部分が得に痛むので、それをかばおうとして自然に小指部分に重心が移動されます。小指側、つまり外側に向かって重心を取るということは、それだけ小指にかかる負担も大きいです。小指が圧迫されて、痛くなるというのを避けるためにも、1サイズ大き目を選びましょう。
また、足の人差し指が親指より長い場合や、足の横幅が広めの場合にも1サイズ大き目を選ぶのがおすすめです。幅の場合に関しては、1サイズ大き目もしくは幅広タイプのパンプスを検討してみましょう。表記としては、2Eが標準的な幅、4Eがゆったり履けます。2Eのものでも、ややゆったりデザインのものも増えてきているので、サイズ表記だけでなく実際に足を入れてみるのもオススメですよ。
それとは反対に、足の幅が細い人は1サイズ小さめを選ぶようにしましょう。足の幅が大きすぎると、パンプスの中で足が動いてしまい、結果的に小指に負荷がかかって痛くなってしまうことが多いです。O脚の人なんかは、とくに足裏外側の小指部分に体重がかかるので、小指が痛いというトラブルが発生しやすくなってしまいます。それを避けるためにも小さめサイズを検討しましょう。
■スクエアトゥを試してみよう
あなたの足は、足の指の長さはどのように並んでいますか?親指から小指にかけてあまり長さの差がないという場合には、スクエアパンプスというものを履くことで小指の痛みから解放されるかもしれません。一般的なパンプスのつま先というのは、先に向かって細くなるように作られています。それは、日本人にそのようなつま先の形の人が多いから。指の長さがそろっている人の割合はとても少ないので、スクエアパンプス自体の種類が少ないのが現状です。
けれども、指の長さが同じ人が、アーモンドトゥやポインテッドトゥのパンプスを履くと、足の小指が強く圧迫される形になるので、おそらく痛くて耐えられないでしょう。トゥ部分にむりやり指を押し込むような感じになってしまうのが原因です。スクエアトゥなら、左右のシェイプはされていないものがほとんどなので、小指が楽な状態でいられます。スクエアトゥの中には、甲部分の布面積が大きいものと小さいものがありますが、安定感重視なら大きいものがオススメ。反対に、甲が高かったり、圧迫感が嫌と言う場合には甲の面積が小さいものを選ぶといいでしょう。