今回は本革(リアルレザー)と人工皮革(フェイクレザー)の違い、本革パンプスの魅力をお伝えしちゃいます。
そもそも本革と人工皮革って違う物ということはわかるけど、どこがどのように違うの?と思う方もいるかと思います。
まずは本革と人工皮革の違いをご紹介します。
本革(リアルレザー)とは、牛や馬、ワニ・ヘビなどの動物の革の事をいいます。
そして人工皮革(フェイクレザー)は、その名の通り人工的につくられた偽物の革です。
つまり、レザーのように見せてくつられた物のことをいいます。
フェイクレザーは、そのほとんどが布の上に塩化ポリビニールなどの樹脂を乗せてくつられており、本革に比べるとかなり安く手に入れることができます。
それに比べて、本革は、本物の皮を使っているため、その使われている動物により、皮の厚み、通気性、光沢、柔らかさなど一つとして同じものがないのが特徴です。
本革は人工皮革に比べて、本物の動物を使っているその分お値段が張ります。
ですが本革にはそのお値段を出しても満足のいく理由がとってもたくさんあるのです。
それではここから本革の素敵なポイントをご紹介します。
まず、第一に本革と人工皮革では、パンプスの寿命が全く違います。
お手入れのやり方によっては、本革は10年以上も使えますが、人工皮革は布の上に樹脂をのせているものなので、使い込んでいくと樹脂が剥がれ落ちてしまいます。
そうなってしまうと修復が困難になるので、新しい物を購入しなければなりません。
本革は何かを塗っているわけではないので、そういった劣化の心配はありません。
また、本革は実際の動物の革を使っているので、通気性も人工皮革に比べるとかなり良いのも特徴です。
私たち人間は、汗をかいたり、暑さ・寒さを感じますよね!
それと同じように、動物にも体温調節をする為に通気性はしっかりと備わってます!
なので、人工皮革だと足が蒸れて匂いが気になる……と思っていたことも、本革だとそれほど気にならないことがあります。
そして、なんといっても本革はその革が形を変えて足に馴染んでくれるのがとっても嬉しいところ。
靴が足に合わなくて、同じ靴で何度も何度も靴擦れして足にキズができてしまう事ってありますよね…。
本革は最初は少し硬めですが、履けば履くほど足に合わせて形が変わっていくので、靴擦れしにくいと言われています。
さらに、靴に味が出てより素敵な靴へとなっていきます。
ただし、本革には一つだけデメリットもあります。
それは雨に弱いことです。
雨に濡れてしまうと、傷みやすくなってしまいます。
対策としては、雨の日はなるべく濡れていい靴で外出する・もし濡れてしまったら適切なメンテナンスを行う、です。
本革も人工皮革も、それぞれに魅力があってデメリットもあります。
様々なシーンに合わせて使い分けてみるのも、ファッションの楽しみかもしれませんね♪