パンプスの内側がボロボロ・・・修理する方法
大切に履いてきたパンプスの内側が、年数と共に徐々にボロボロになってくる場合があります。
玄関に並べられているパンプスの内側がボロボロだと、見た目も悪く、誰でも人には見られたくないでしょう。
また、履いているパンストの表面にも、その剥げたボロボロが付いてしまったりします。
それに、どんなに可愛くてオシャレなパンプスであったとしても、パンプスの内側がボロボロであれば、パンプスを脱ぐ可能性のあるお座敷でのお食事会や、友人の家を訪問する場合などは、なんだか恥ずかしく感じてしまいます。
大切に履いてきたはずのパンプス、どうしてこんな風に内側がボロボロになってしまうのでしょうか。
それは、本革素材のパンプスを購入したかもしれませんが、パンプスの内側にまで本革が使われているとは限らないのです。
そして、パンプスの内側に本革ではなく、合成皮革が使われている場合はポリウレタン加工されています。
このポリウレタン加工により、年月と共に自然にパンプスの内側の表面部分がボロボロと剥がれてきてしまうのです。
また、本革であれば長く使えば使うほど風合いなどが出てきて、長年使うことができますが、合成皮革の場合はとんなに丁寧に使ったとしても、 だいたい2 ~ 3 年で劣化してしまうのです。
そして、長年履いたパンプスだけではなく、数年ぶりに履こうとしてシューズボックスから出してみたパンプスも、経年劣化を起こしてしまい、パンプスの内側部分がボロボロになっている場合もあり得るのです。
これは、ポリウレタン加工されている場合については、ある程度仕方のないことなのかもしれません。
そんな内側がボロボロになっていても、見た目はまだまだキレイなパンプス、もっと履きたい場合はどうすればいいのでしょうか?
今回は、パンプスの内側がボロボロ・・・修理する方法について、ご紹介していくことにしましょう。
1.【ポロポロをガムテープで取ってしまう!】
パンプスの内側がボロボロの場合、パンプスの内側の見た目も気になってしまう上、パンストなどにボロボロしたものが付いてしまって気持ち悪かったり、洗濯しても張り付いてなかなか取れなかったりすることがあります。
このような内側がボロボロのパンプスを靴の修理屋さんにもし持って行ったとしても、経年劣化の場合は、プロの手にもどうすることもできず、修理を断られてしまう可能性が高いのです。
そこで、修理する方法として、自分でこのボロボロを取ってしまうという方法があります。
それは、ガムテープを使用する方法です。
① パンプス内側の合成皮革にガムテープを貼り付けます。
② よりぴったり密着するように、ガムテープの上から指でしごきましょう。
③ その後、ガムテープを剥がすと表面のボロボロした部分がたくさん貼り付いてきます。
④ ①~③を何度か繰り返していくと、パンプスの内側のボロボロしたポリウレタン加工がとれ、その下の基布が出てきます。
⑤ これで、修理完了です。
パンプス内部にガムテープを貼り付け、ボロボロを剥がすことにより、もうパンプスの内側からボロボロとしたものは出なくなり、パンストの表面などにも付くことはなくなります。
基布が出ているので見た目は少し気になるかもしれませんが、ボロボロと剥がれてくる部分をキレイに取り除けば、また履くことができるのです。
2.【中敷きがボロボロと剥がれる場合は、プロに任せよう!】
パンプス内側の中敷部分がボロボロと剥がれてくる場合であれば、靴の修理屋さんに持って行き、中敷きそのものをキレイに張り替えてもらうという修理方法があります。
この中敷きを張り替える方法方であれば、パンプスを新品同様ぐらいキレイにすることができます。
今回は、パンプスの内側がボロボロの場合の修理方法について、ご紹介して参りました。
もし、パンプスの内側が経年劣化し、ボロボロと剥がれてくるようであれば、是非、この方法を試してみて下さいね。