大人女子にとって結婚式のお呼ばれはもう他人事ではありませんね。親しい人の結婚式にお呼ばれされると、ドレスやヘアスタイル、ネイルやご祝儀袋まで、何日も前から気合を入れて準備したくなりますね。もちろん靴だって、同じくらい張り切って選びたいものですね。
同年代の仲間が集まる楽しい結婚式ですが、もちろん親族や会社の方々も沢山来ています。晴れの日の装いには昔からのしきたりや縁起を担いだものがあるので、きちんとルールを守って新郎新婦に恥ずかしくない装いで、かつ同年代のお友達に差を付けて素敵に目立てる靴選びをお教えします。
1、NG素材は避けること
結婚式は新郎新婦はもちろん、お呼ばれされた人達全員にとっておめでたい場所です。いろんな世代が集まり、人それぞれの考え方も様々。以下の素材はマイナスイメージを抱く人もいるので避けましょう。
・動物の皮(レザー)を使ったもの。すべてのレザーがNGというわけではありませんが、レザーは殺生を連想させる素材です。おめでたい席では、それらを連想させる、蛇革やわに革などの質感がしっかりと素材となる生き物を連想させるものは避けましょう。
・デニム素材、麻素材
カジュアル服の代名詞のような、デニム素材。こちらはお呼ばれのドレスにも合わせが難しい事もありますが、元々デニムは作業服として用いられた素材です。お呼ばれの晴れの日に、作業服は相応しくありませんね。麻素材も、同様の理由で避けたほうが良いです。
2、靴の形もふさわしい範囲内で
結婚式の場では、もちろん肌色や明るい色のストッキング着用が前提です。その上で、相応しい形を選ぶと、スマートで美しい、上品な女性という印象を作ることができます。最近は絶対NGでもないのですが、やはり控えるといいものをご紹介します。
・つま先が出ているもの。ストッキングのつま先は見えない方が美しいですね。それもありますが、結婚式の場ではつま先は見せないのが昔からのルールです。最近は気にしないことが多いですが、新郎新婦のお祖母様世代は気にされる事もあります。
・かかとが出ているもの、またストラップがないミュールタイプ
ミュールタイプはパカパカと音がするのでスマートではありません。またかかとが露出したサンダルタイプも避けた方が良いでしょう。どちらもカジュアルダウンした履物という印象が強いタイプの靴です。
この2点を避けて選べばまず間違いなく好印象です。
以上にあげた2点を守って履物を選べば、きちんとした女性という印象で、呼んでくれた友人にもプラスになります。例えば、サテンの光沢がある素材のパンプスや、くるぶしや足の甲にストラップがついたパンプス等ですね。
また形や素材と同じくらい、カラーも重要です。足元が暗く重たい印象を与える黒や茶などの暗い色や、また花嫁のドレスの色の白も結婚式のお呼ばれカラーとしてはNGなので避けましょう。おススメは、明るいカラー、例えばパステルカラーやシルバーやゴールドカラーでパッと目が行くものです。さらに華やかなラインストーンやビジューやお花、リボンなどがついた、一見シティユースには華やかすぎるかもと感じる飾り付きのパンプスでもこのようなおめでたい場ではベストです。
普段チャレンジしたかったけれど派手かなあ。などとためらっていたものでも結婚式なら大丈夫なものがあります!せっかくの機会、楽しんで履物も選んでみてくださいね。
多少堅苦しいルールもある、結婚式の衣装選びですが、普段より華やかな格好を楽しめる格好のチャンスです。NG事項はしっかり守りつつ、お気に入りの一足を履いて、友人の結婚式の華となる、素敵なゲストとしてお呼ばれに出かけましょう。
良い靴を履くと良い1日が過ごせます。素敵なパンプスで良い晴れの日を!