まめ知識

サンダルとミュールの違いって!?どっちが歩きやすいのかな?特徴と違いを徹底解明しちゃいます♪

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足元を涼しげに見せてくれるアイテム、サンダルとミュール。
両者のイメージは漠然としていて、何が違うのかと問われたら答えられないという人は多いのではないでしょうか。
サンダルとミュールでは、イメージで気にサンダルの方がカジュアルに感じている人が多いようですが、実際は何が違うのかということをお教えします。
両者の違いが判れば、サンダルやミュール選びがさらに楽しくなること間違いなし。お洒落さんなら、ぜひ知識としてもっておきたいですね!

サンダルとミュールの違い

サンダルというのは、足全体を布や革で覆っていない履物のことです。
インソール部分と足は、布でホールドするのではなく、ひもやバンドなどで固定されています。
ミュールは、サンダルの一種。サンダルの中でも、かかとに留め具がないものをミュールと呼びます。
留め具がある物はサンダルと呼ばれることが多いです。
明確に区別するために、バックストラップつきサンダルなんて呼ばれることもありますね。
定義はかかと部分に留め具がある=サンダルなのですが、一般的には夏の履物=サンダルと総称されてしまうことがよくあります。
また、実際に販売されているものの中には、かかとに留め具がないサンダルも多いので、定義に必ずしも当てはまるとは言い切れません。

ミュールはフランス語

ミュールという呼び方はフランス語です。muleと表記します。
フランス語の辞書などでは、ミュールはつっかけ、つっかけサンダルなどと表現されていることが多いですね。
ミュールというと女性が履くものというイメージが強いかもしれませんが、古代ローマでは一部の地位の高い男性のみが着用を許されていたものだといいます。
もともとは、外を出歩くための履物ではなく、室内履きのスリッパの役目をしていたものだというから驚きですね。

サンダルは英語

サンダルという呼び方は英語です。
sandalと表記します。辞書では、足を覆い包まずに底や題をひもなどで足にとめる履物の総称と表現されていることが多いです。
もともとはギリシャ語のsandalionが語源となっているという説が有力です。
日本では下駄や草履は全く別のものとして認識していてサンダルにはむくみませんが、定義上はそれらもサンダルということになります。

歩きやすいのはサンダル

定義に当てはまるサンダルとミュールであると仮定したならば、歩きやすさではサンダルに軍配が上がります。
ミュールの方が足を固定する力が弱く、ホールド面積が小さいので、足が前に滑ってしまったり、グラグラと不安定になりがち。
その点で言えば、サンダルはひもやベルトで固定されているので、足とインソールがしっかり密着します。
密着度が高い分足がグラグラすることなく重心が安定するので、アクティブに動きたいという人におすすめです。
歩きやすさを考えるうえで重要なのは、安定感があるかどうかということ。自分の足に合っているのはもちろんのこと、履物と足とを締め付けずにホールドするものでなければいけません。
たとえサンダルであってもひもが極端に細かったり、あまりにも伸縮性のないものの場合は歩きにくいこともあります。
歩きやすさ重視で選ぶのなら、サンダルもミュールも、ひもやバンドがやや太めのものを選ぶべきです。
そうすることで、足首や指にひもやバンドが食い込んでしまうトラブルも防止できますよ。

おわりに

サンダルやミュールには定義がある物の、市販されているものすべてに当てはまるというわけではありません。
ただし、基本的な定義を知っていれば、ネット通販で履物を探す時にもジャンル指定がしやすいでしょう。
また、両社の語源が違うというのも、豆知識として持っていて損はないですよ。

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コメント

  1. 【公式】レディース靴の通販 shop kilakila 本店 より:

    コメントありがとうございます。
    ご指摘の通り誤字でございましたので修正致しました。
    細部までご拝読頂きありがとうございます。

  2. とおりすがり より:

    参考になりました。ありがとうございます。

    「もともとはギリシャ語のsandalionが午前となっているという説が有力です。」
    は「語源」の誤りかと思います。

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