パンプスを履いていると、足の指がジンジンと痺れるように痛くなることがありませんか?
お気に入りのパンプスを履いていて、気分もテンションも最高・・・のはずなのに、足が痛いせいで気分がイマイチというケースは多いもの。
パンプスを履いたオシャレを心から楽しむためには、快適な履き心地が必須条件です。
パンプスの痛い!を解消するために便利なアイテムをまとめました。
【パンプスの痛い!の原因は前すべり】
ヒールのあるパンプスを履いていると、大なり小なり、指先部分に負担がかかります。
素足の状態で立っているのなら、指先、土踏まず、かかとの部分にバランスよく体重がかかります。
しかし、ヒールがあるパンプスを履くと、重心が前の方になってしまうのです。
その結果、かかとにかかる体重と、つま先にかかる体重のバランスが崩れます。
重心は前にあるわけですから、つま先部分に大きな負担がかかってしまうというわけです。
パンプスでつま先が痛くなる原因の一つが、重心が前にずれることによる「前すべり」。
足が本来あるべき位置から、前の位置に滑ってしまうということです。
快適な履き心地を手に入れるためには、この前すべりにどう対処するかがカギを握ります。
【前すべりを防ぐ!便利なアイテム】
前すべりを防ぐための様々なアイテムをご紹介します。どれも、1000円以内で手に入る物ばかり。
靴専門店や通販サイトでも見つかるので、ぜひ参考にしてみてください。
1.滑り止めつきパンプス用靴下
ストッキングを履いてパンプスを履くと、素足で履くよりも前すべりが起きやすくなります。
そこでおすすめなのが、ストッキングとパンプス用靴下の重ね履き。
専用靴下は、底の部分に滑り止めの加工がされているものを選んでください。
小さな突起状のジェル素材、ラバー素材の加工がされているものなら、前すべりを防ぐ効果は抜群です。
また、ストッキングの上から重ね履きするだけでいいので、臭いが気になる時に履き替えやすいのもポイント。
パンプスを脱ぐときにさりげなく靴下も一緒に脱いでしまえば、周囲に気が付かれる心配もありません。
ただし、パンプスのデザインによっては靴下が見えてしまうので、その点だけご注意を。
2.滑り止め
市販のパンプス用の滑り止めインソールを使う方法です。
とはいえ、インソールには様々な形状の物、素材のものがあります。
まずチェックしておきたいのが、素材の厚み。
パンプスと足のフィット具合はいかがでしょうか?
やや余裕がありますか?それとも、甲の部分が食い込んでしまうくらいにきついでしょうか。
きつい場合には、ごく薄いインソールでなければ使用できません。
余裕がある場合は、若干厚みのあるジェル素材の物でも対応可能です。
衝撃を吸収するという面で言えば、厚みがあったり、ジェル素材のものが断然有利。
装着した結果、足が窮屈で痛い・・・なんてことになってしまうと本末転倒。
衝撃吸収力が高いものは厚みがあるので、パンプスにゆとりがなければ装着できないのです。
基本的にはつま先部分に装着するものですが、どうしてもつま先にゆとりがないという場合には、かかと部分に装着するのも一つの手です。
その場合はパンプスを脱いだ時に見えてしまうので、見えても差し支えないような透明なタイプのインソールがベスト。
さらさらした素材のものだと滑りやすいので、ラバーやジェル状といったかかとをしっかりキャッチするような素材を選んでください。
ものによっては好みのサイズに合わせてカットできるものもあります。
パンプスが細身の場合には、そのサイズに合わせて切らなければいけないこともあるので、切ることでサイズ対応可能な物かどうかも確認しておくようにしてください。