毎日愛用しているお気に入りのパンプスに限って、伸びてしまってサイズが合わなくなってしまうのはよくあること。
足にフィットするように伸びてくれるのはいいのですが、逆に伸びすぎて履き心地が悪くなってしまう…。
「買ったときはぴったりだったはずなのに」と悩んでしまう人も多いはず。
今回は、履いているうちに伸びてきてしまったパンプスの対策方法をご紹介します!
■パンプスって伸びるの?
パンプスの素材によって、どのように伸びるかは異なります。
たとえば本革パンプスは、靴の縦サイズは伸び線が・横方向はある程度伸縮性を持たせて作られています。
本革のパンプスは足になじむといわれていますが、それは革に伸縮性があるから。
反対に、水でぬれると縮むこともあります。
合成皮革や、ビニール・ポリエチレン素材のパンプスは、素材の性質上なじむような伸び方をするということはありません。
足になじみにくい素材だと考えてください。
それらの素材が伸びてしまうということは、経年劣化で柔軟性が失われてしまったということ。
つまりは、靴の寿命が近づいてきているということを意味します。
■伸びてしまったパンプスは捨てないで!
合成皮革やビニール・ポリエチレン素材などは、経年劣化で素材がボロボロになってくるので、そのような状態になったら迷いなく捨てるべきです。
足元がだらしないと、全体的なイメージダウンになりますからね。
ただし、見た目はきれいなままでサイズだけが伸びてしまっているということもあります。
そのようなときには、履き方を工夫しましょう。
伸びるということは、サイズが大きくなってしまっているということなので、普段ストッキングや素足ではいているようなパンプスであれば、靴下や厚手のタイツを合わせるだけで変わります。
これなら手軽にサイズ調整できますよ。
ソックスは薄手のものを2枚履きしてもかわいいですし、素材が柔らかめのものなら上品レトロな仕上がりに。
白や明るめのグレーカラーの靴下は合わせやすく、タイツなら定番の黒色が使い勝手抜群!
伸びただけなら、手持ちのアイテムで工夫してみませんか?
■市販の調整グッズでカバー!
靴下やタイツでのコーディネートは、季節によっては難しかったりします。
素足やストッキングでも楽しみたいという場合は、市販のアイテムを利用して伸びてしまったパンプスを小さくしてあげましょう。
おすすめは、インソール。
低反発のものや、高反発のもの、フカフカのものなどいろいろとあるので、好みのものを選んでみましょう。
伸びが少ない場合は、薄手のものを選ぶと圧迫感なく履けますよ。
伸びが大きい場合は、厚みのあるものやクッション性のあるものがおすすめです。
安ければ数百円で買えるので、手軽にサイズ調整できるのが魅力ですね。
また、靴下などとコーディネートしたいときは取り外すだけでOKという手軽さも人気です。
■仕上がりにこだわるなら靴専門店
市販のインソールだと安っぽく見えてしまう…というときは、靴専門店で中敷きを入れて調整してもらうのがおすすめ。
ただし、靴専門店で中敷きを入れると取り外しできないので、サイズ調整は慎重に。