買った当初は足にぴったりフィットして歩きやすかったはずなのに、愛用しているうちにパンプスの生地が伸びてしまってぶかぶかになってしまったということありませんか?
お気に入りで頻繁にはいているパンプスに限って、伸びきってしまうもの。
大切にはきたいのに困ってしまいますよね。サイズが合わなくなってしまったけら泣く泣く捨ててしまおうというのはもったいないですよ。
ぶかぶかになったパンプスをもう一度履くための方法を伝授いたします。
■中敷きを入れてみる
パンプスがぶかぶかになると、真っ先に試すのがつま先部分にティッシュなどの詰め物をしたり、かかと部分に厚みのあるクッションシールなどを貼るという方法。
パンプスがぶかぶかになる原因が大きくなったから=縦のサイズを小さくすればいいというのは早急です。
パンプスがぶかぶかになっている場合、たいていは縦のサイズではなくて横幅が伸びてしまっています。パンプスの性質上、縦に伸びるよりも横に伸びやすいのです。
ですから、サイズを調整するのなら、中敷きを入れることをお勧めいたします。
パンプスの横幅が大きくなったせいで足が前の方に滑ってしまい、かかと部分がぶかぶかになってしまっていることが予想されるので、ハーフタイプのつま先部分に入れる中敷きを使うといいでしょう。
中敷きを入れることで足が滑りにくくなるので、かかと部分が脱げてしまうのを防ぐことが出来ます。
中敷きには、ジェルタイプのもの、薄型のもの、低反発タイプのものなどさまざまな種類がありますから、ぶかぶかの度合いに合わせて素材の厚みを吟味するようにしてください。
靴専門店またはインターネット通販で1000円もせずに買うことが出来ます。
■バンドで固定する
中敷きを試してみてもまだぶかぶかなようなら、かなり伸びきってしまっている可能性があります。
中敷きを何枚も追加で入れるわけにはいきませんので、そのような場合にはパンプスと足の甲を固定する「バンド」を使うことをお勧めいたします。
ゴムタイプの伸縮性のあるものや、留め具がバンドの両端についていて、靴の底部分でつなぎ合わせるものなどがあります。
素材も、透明なビニール素材のものから、布素材、リボン素材など様々です。使いやすいのは100円均一でも購入できる透明なバンドタイプのものでしょう。
パンプスのテイストに合わせてオシャレなものをということであれば、靴専門店または通販サイトで1000円~2000円程度で手に入ります。
靴の底部分にも巻きつけるため汚れやすいので、長期間1つのものを愛用するというよりは、ある程度で買い替えが必要な物だと割り切りましょう。
■靴下またはタイツを履く
一番お金がかからない対処法は、素足またはストッキングのような薄手素材のものでパンプスをコーディネートするのではなくて、タイツや靴下などの厚みのあるものを履くことです。
素足やストッキングで履くときに比べて、パンプスの隙間が小さくなるのを感じるはずです。
多少ぶかぶかな程度ならタイツでも十分ですが、かなり大きくなってしまっているのなら靴下を合わせるといいでしょう。
靴下も絹やレース素材の薄手のものから、比較的しっかりした厚みの綿素材のものなど種類は豊富です。
1枚で物足りないようなら、薄手のものを2枚重ねて履くのもおすすめ。パンプスと足が安定するのはもちろんのこと、靴下の重ね履きはお洒落上級者風に見える技です。
■おわりに
大好きで頻繁にはいているパンプスだからこそ、ぶかぶかになったのですから、まだまだ履けるうちは一工夫してみましょう。
お金のかからない方法もあります。お気に入りのパンプスでいろいろなコーディネートを楽しんでみてくださいね。