お気に入りのパンプスが、いつのまにかニオイがするようになってた…
なんて経験、ありませんか?すごくショックですよね!
汗ばむことの多いシーズンや、また脱ぎ履きが多い方は、
特に汚れていないと感じていても蒸れによるニオイが発生しがちです。
すでにニオイがするようになってしまった靴を、手作りグッズで元通りにする方法と、荒療治のニオイ取りの方法をお教えいたします。
TIPSその1☆ニオイを取ってくれる「重曹サシェ」の作り方
重曹を使ったお手入れ方法の説明をします。フランス語ではサシェ(「小袋」)と呼ばれる、靴だけでなくクローゼットやタンスにも使われる防臭お手入れグッズです。
必要なものは以下の通り。
・重曹
・お茶パック
・いらない靴下(またはハンカチとリボン)
・(もしあれば)アロマオイル
重曹は、ドラッグストアや100円ショップに売っていますが、この場合の使用方法なら100円ショップで売っているグレードのもので大丈夫です。お掃除コーナーで、袋入りのものが売ってありますので買ってきましょう。500gもあればじゅうぶんです。
お茶パックは、不織布で作られている小袋です。これも100円ショップで売られています。
さて、必要なグッズがそろったら、ちょっとしたDIYをしましょう。こぼれても大丈夫なよう、新聞紙などを敷いて、重曹をお茶パックに8分目まで入れてフタをします。これを4つ作りましょう。(パック2つで一足分です。)
いらない靴下に2つずつ縦に入れて、靴下の口を枕カバーを折り込む要領で閉じます。
※もしおしゃれにしたかったら、ハンカチを使いましょう。パックを包んでキャンディのようにリボンで両端を縛るとかわいいですよ。
また、アロマオイルが手元にあれば、少し垂らしてみると素敵な香りになります。
殺菌効果のあるミントやラベンダーのエッセンシャルオイルなら、より効果的です。
このサシェを、靴に入れて一晩置いてみましょう。かなりニオイが改善されるはずです。
また、帰宅して靴を脱いだら、すぐサシェを靴に入れる事で湿気を吸いとり、雑菌の発生を防いでくれます。
TIPSその2☆もっと強烈なニオイに!重曹洗いのワザ
サシェでも効かない場合の、もっと強力な荒療治も重曹でやってしまうことができます。
ここでご注意頂きたい事は、砂埃などの目に見える汚れを落としてから、靴が完全に乾いている状態で行いましょう。色落ちや生地の傷みの原因になりますので気をつけて下さい。また、あまりに繊細な生地(サテンやファー、特殊な革)の靴にはやめておいた方が無難です。
必要なものは以下の通りです。
・靴1足を入れてもまだ余裕のある、大きいサイズのポリ袋
・重曹
ポリ袋1枚につき靴1足を入れ、重曹をたっぷり入れます。ここでの注意点は、重曹の粒子で靴に傷がつかないよう、紐やストリングなどの外せるパーツは外し、外れなければパーツ同士がこすれ合わないように作業中は気をつけてください。重曹は、全体的に靴に重曹がまぶされるくらいの量を入れてくださいね。そして、袋の口を縛り、縛った所を持ってそっとシェイクします。ヒールで袋に穴があかないよう、また重曹が靴の表面をジャリジャリこすらないよう、気をつけてくださいね。靴の中まで全体的にまぶされたらOK。これで一晩放置します。
翌日、靴から重曹をキレイに取り除いてください。この時、肌が弱い方や手が湿っていたりすると重曹のアルカリ作用によって手が荒れますから注意してください。手袋をしている方がベターです。また、靴の中のつま先の方に重曹が残りやすいので、使い古しの歯ブラシなどでしっかり落としてくださいね。
これでかなり靴のニオイを落としてくれるはずです。ぜひ試してみてくださいね。