一日中履いているパンプス。脱いだ時に、スーッと風が入って気持ちいいという方は多いのでは?開放感がたまりませんよね。でも、脱いだ時に気持ちがいいということは、パンプスを履いているときの足が蒸れている可能性が高いということ。蒸れるとどんな困ったことがあるのか、また、蒸れるのを防ぐためにはどうしたらいいのかということについてまとめました。
【蒸れるとどんな困ったことがあるの?】
パンプス内で足が蒸れることのデメリットを3つご紹介します。これを知ったら、今すぐ蒸れ対策したくなっちゃうかも・・・。
1.足が臭くなる
お座敷に上がる時に、他人の足のニオイが気になったことがありませんか?あのニオイの原因、実は足の蒸れなんです。体には汗腺という汗が出る機能が備わっています。それは、足も例外ではありません。素足なら汗は乾いてしまうので問題ないのですが、パンプスを履いていると足から出た汗は逃げ場がありません。その結果、汗がパンプスの中でたまってしまい、蒸れが発生します。ニオイのもとの雑菌は汗が大好き。汗がたっぷりあるパンプス内で繁殖し、嫌なニオイを発生させてしまうのです。
2.足が痒くなる
パンプスを長時間履いていると、足が痒くなることがあります。単に蒸れて痒いだけならまだいいのですが、それが悪化すると水虫の原因になってしまうのです。足の指の皮がふやける、足の裏や側面に水疱ができているという人は要注意。すでに水虫になってしまっている可能性が高いです!水虫は、悪化する前に皮膚科で直すのが鉄則。まだ症状が出ていないという人は、水虫にならないようにしたいところです。
3.パンプスが傷む
お気に入りのパンプスは長く愛用したいもの。でも、パンプス内が蒸れた状態が長時間続くのは、生地を傷ませる元。合皮素材なんかだと、劣化を早めてしまい、ボロボロと表面が剥がれてきてしまうことも・・・。また、インソールが蒸れによって黒ずんだり、剥げてきてしまうのも格好悪いですよね。蒸れは足によくないだけではなくて、パンプスにもよくないのだということを知っておきましょう。
【今すぐ実践!パンプスの蒸れを防ぐ方法3選】
足とパンプスにいいことなしの蒸れ。蒸れを防ぐために効果的な方法を3つご紹介します。
1.靴下を履く
一番手っ取り早く、効果が高いのがこの方法です。
パンプス用の靴下を履くことで、余分な汗や皮脂を吸収し、嫌なニオイを発生させる雑菌を増やさないようにすることが出来ます。また、五本指対応の靴下なら、指と指の間の蒸れも防止できるから、水虫対策にも効果的。値段も手ごろなものが多いですし、毎日洗濯できるから衛生的です。パンプスのデザインに合ったものをいくつか揃えて多くといいでしょう。
2.ムレ防止スプレーを使う
職業柄ストッキングが必須という場合には、ストッキングの上から使える蒸れ対策スプレーを使いましょう。通販サイトや靴の専門店で手に入ります。気になった時にいつでもスプレーできるので、手軽です。ただし、効果の持続時間は短めなので、持ち運べるタイプを携帯してこまめにケアする必要があります。
3.サラサラ効果の高いインソールを使う
どんなパンプスでも使い勝手抜群なのが、汗を吸着してサラサラ効果を保てるインソールを使うこと。抗菌作用のあるものなら、ニオイケアも同時にできるのでお勧めです。インソールには足への衝撃を軽減するものや、ニオイ対策に特化したもの、汗対策用のものなど様々。用途に応じたものを選ぶようにしてください。出来ればインソールは購入時からの取り付けがベストです。2枚セットではないことも多いので、購入の際は何枚入りかチェックするのも忘れずに。