パンプスを選ぶ場合に忘れちゃいけないのは、自分の足の形に合うかどうかということ。どんなに可愛いパンプスでも、自分の足に合わなければ長く愛用できませんよね。見た目はかわいいけど、履くと痛くてなかなか出番がない・・・なんていうのは、一番のムダ買いです!パンプスのサイズ選びで後悔しないために、知っておきたいことをお教えします。
【パンプスが痛いかどうかはサイズの問題?】
買ったパンプスが痛くて履けない・・・女性なら一度は経験したことのある問題ではないでしょうか。痛くて履けない理由で一番多いのが「サイズが小さかった」というもの。いつもと同じサイズのものを買ったはずなのに、メーカーによってはちょっとのことで痛かったりするんですよね。そのため、「パンプスが痛いのはサイズが合っていないせい」と思い込んでいる女性がとても多いです。
たしかに、サイズの合わないパンプスは足が痛くなる原因の1つ。
でも、もっと大切なのは、足の形なんです。同じ23㎝でも、足の形はいろいろ。
甲が高い人、低い人。
指の人差し指が一番長い人、親指が長い人。
サイズだけでは計り知れないことって、多いんです。
パンプスが痛いのは、サイズのせいよりも足の形のせい!まずは、自分の足の形を知っておきましょう。
【足の形ってどこでチェックする?】
足の形でチェックすべきは、指の長さと親指~小指にかけてのライン。
自分の足は何タイプか調べてみましょう。
1.ギリシャタイプ
人差し指が長いタイプです。日本人の1~2割しかいません。
人差し指を頂点にして、親指、小指に向かって山のようなアーチを描いています。
人差し指に負担がかかりやすく、形の合わないパンプスを履いていると人差し指の関節が赤くなったり、摩擦で腫れたようになってしまうことも・・・。
市販のパンプスだと合わないことが多いので、指のトラブルが多くみられます。
2.エジプトタイプ
親指から小指にかけて、なだらかなアーチを描いているタイプです。
日本人のほとんどがこの足のタイプだと言われています。
日本で市販されているパンプスが、アーモンドトゥやラウンドトゥなどアーチのなだらかなものが多いのも、このためです。
ポインテッドトゥなど、先端が細いものを履くと足の指が真っ赤になって痛い!!なんて人も、エジプトタイプの可能性大。
3.スクエアタイプ
親指から小指の長さがほとんど同じタイプで、日本人では一番少ないと言われています。
店頭でも、この足のタイプに合うパンプスはあまり取り扱っていないので、自分に合うパンプスを買いたいと思えば「スクエアタイプのつま先」から絞り込んでパンプス選びをする必要があります。
ギリシャタイプやエジプトタイプのように、先端部分がシェイプされているパンプスは基本的にはNG。
巻爪や外反母趾の原因になるので注意が必要です。
【よくわからない・・・!って人のパンプス選び】
指の長さやアーチの形で自分の足の形は分かったけど、市販のパンプスのつま先形状でどれが合うかわからない!って人は多いはず。そんな時は、まず自分の足の形を見ることです。自分の足の指の先端を線で結んで、頭の中でイメージしてみてください。それと似たような形のパンプスを選べばいいんです。人差し指からつま先までのカーブが急なら、アーモンドトゥよりはシャープなポインテッドトゥ、カーブがゆるめなら丸みのあるラウンドトゥといった風に。
「この形だから、これしか履けない!」と決めつけないこと。アーモンドトゥと一口に言ったって、微妙にカーブは違います。大切なのは、自分の足に合ったカーブを見つけることです。これだ!と思えるものに出会えるまで、いろいろと履いてみてくださいね。